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バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達 角川ホラー文庫

藤木稟(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784041019689

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バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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商品レビュー

3.7

40件のお客様レビュー

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2023/06/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

物凄くタイムリーなタイミングで読み始めた一冊。たまたま九州への出張があり、ついでに九州に住む友人と遊ぶ約束を取り付け、その友人が過去にバチカン奇跡調査官を紹介してくれた人物だったため「会うから続き読んどこ」とキャリーの中に放り込んでいたのである。ページ開いたら天草四郎が目に飛び込んできてえらいびっくりした。偶然に軽く動揺する。 そんな今回の奇跡調査、舞台は日本。平賀は日系人ではあるが、ほとほと日本が似合わないのが面白い。ロベルトが日本語が分からないため、通訳などコミュニケーション担当として奮闘する平賀も、なかなか新鮮だ。 これまで海外が舞台で、かつキリスト教がベースゆえに、一種のファンタジーと捉えて摂取してきたシリーズが現代日本の地を踏む。少し自分の頭がバグった感触は否定できない。畳敷きの部屋にロベルトが宿泊するの、すっごい違和感。シリーズにおける建築物の描写がとても好きで日本の建築はどうかな……と一瞬不安になったものの、それは杞憂に終わった。神島の地下教会、神秘的で心が洗われる思いがした。 言葉の壁は謎解きにおいて良い感じのハードルになっていたなあ。陰謀を働いた彼らはどのような結末を辿ったのだろうか。また神道儀式?に2人が参加したのには驚いた。キリスト教主眼である物語のベースは揺るがないと思っていたので。それと合わせて、平賀とロベルトの考え方や意識が柔軟なのも好ましい。侵略の歴史の解釈と、感情、そして未来への目線。副題にもなっている「原罪なき使徒」の許容。少しきれいごと過ぎるきらいもあるけれど、この2人の行く先は見届けて行きたいな、と改めて強く思ったのだった。

Posted by ブクログ

2023/03/26

舞台が日本だったり、天草四郎を知ってたり、物語の背景にある文化や歴史の知識が薄らでもあったので物語がスムーズに入ってきた。 それにしてもあの拷問器具はマジ怖い。 なんであんなエグいもん思いつくんだろ 2023.3.25 48

Posted by ブクログ

2022/06/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

逆さ霧って初めて聞いた。。いつも超常現象としてか言いようのない現象でも必ず最後科学的に解明されていく。内容はよく分からないけど笑、よくネタが尽きないなと感心する。 語学堪能なロベルトが日本語出来なかったとは。通訳が必要なロベルト。レア。 ロビンソンを助けた天使が体格の良い村人の男だったのは笑った。 あと、シン博士と平賀、ロベルト達との距離が少し縮まった気がする。シン博士好き。ツンデレ感がたまらん。 今回はローレンは出てこず。 さあ、次は天使と悪魔のゲームを見るかな。

Posted by ブクログ

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