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二番目の悪者

庄野ナホコ(著者), 林木林

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日教販
発売年月日 2014/11/01
JAN 9784907474010

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商品レビュー

4.1

108件のお客様レビュー

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2024/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わって、思わず胸を押さえた。 想像以上に刺さる、というか、自分のことを棚に上げていられないな、という。 金のライオンには悪意があった。 安心して悪者にできる。 でも悪気なくやってしまうこと、絶対ないなんてことない。 「悪気がない」って、本当にやっかいだ。 ・悪気はなかったんだ。 ・悪気がなけりゃ何やっても良いのか? ・悪気はなかったんだから、許してやれよ。 ・悪気がないのがわかるだけに強く言えない。 デリカシーと、創造力、なのかな。 自分のところで波紋を止められれば良いのかな。 真偽にかかわらず、悪い噂は盛り上がるし広まる。 自分の発言に責任を持て、ということでもあるな。 悪気ない発言って大抵の場合、言った方は無頓着だ。 いろいろと考えさせられる。

Posted by ブクログ

2024/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

てのひらより少しだけ大きい絵本。いつもの絵本よりは小さ目。 中身はがっつり大人向け……中学生ぐらいの子供向け? 王様になりたい金のライオンは優しいと評判の銀のライオンの悪いうわさを流す。それを信じた他の動物たちは、金のライオンを王様にする。金のライオンは民の事を考えない劣悪な政治を行って、国を亡ぼすという物語。 『これが全て作り話だと言い切れるだろうか?』 最初のこの文が怖すぎる。 『誰かにとって都合のよい嘘が世界を変えてしまうことさえある。 だからこそ、なんどでもたしかめよう』 最後の方のこの文章が、確かにそうなのだけど……と思う。 特にインターネットの情報は嘘も本当も全て流れてくる。良くも悪くも、情報が何度も繰り返されると人は信じてしまう。もちろん、インターネットに限らず、テレビ、新聞も同じだけどインターネットは情報量が違う。 ―信じたくなった時こそ、立ち止まる― という事は必要だろうなとは思う。でも、人間、そんなに賢くないし、現状『処理能力が追い付かないくらいの情報量』になっているような気がする。だから人は『信じたい情報だけを抜き取って蓄積する』 私もそうなのだろうけど……。気をつけたいと思いつつ、それが難しい。 含みがありすぎる絵本で怖い。 でも、もう少し身近な話で『××さんが~』という陰口として考えるなら、それは単に『ちゃんと相手に確認しようね』だろうなとは思う。 目の前に相手がいるなら、勝手に思い込まずに確認する。自分の目で見て感じることが一番大切な情報源だと思うから。 それが出来なかったり、難しい情報源の判断が一番困る。 この話は『身近な話』として書かれてるの?それとも、『確認しづらい情報』の話なのだろうか。政治として書かれてると、どちらかなのか、分かんなくなってしまった。 中学生対象なら『お友達のこと』なのかな。私が考えすぎてるだけか。 とにかく、考えてしまった絵本。

Posted by ブクログ

2024/02/26

噂話は怖い。醜聞で意外性のある噂話は人々の心を掴み、人から人へ伝わっていく。それが真っ赤な嘘でも。 動物たちしか登場しないけれど、人の世を映している。 金のライオンは王様になりたかった。しかし、金のライオンは、銀のライオンを推す声を聞いて銀のライオンの悪い噂を流す。人々はそれを信...

噂話は怖い。醜聞で意外性のある噂話は人々の心を掴み、人から人へ伝わっていく。それが真っ赤な嘘でも。 動物たちしか登場しないけれど、人の世を映している。 金のライオンは王様になりたかった。しかし、金のライオンは、銀のライオンを推す声を聞いて銀のライオンの悪い噂を流す。人々はそれを信じて銀のライオンは悪いやつだと噂し金のライオンが王様になるのだが。 今も世界では独裁者がいる。戦争もある。フェイクニュースが見分け何つかないくらい巧妙に作られている。私たちになす術はあるのだろうか。 2月23日の朝日新聞によると、能登半島地震で「中国人がマイクロバスで来て窃盗を働いている」とのデマがSNSで拡散されたという。 安易に情報を拡散しないことだ。「だしいりたまご」思い出しましょう。

Posted by ブクログ

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