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美味しんぼ(111) ビッグC

花咲アキラ(著者), 雁屋哲

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2014/12/10
JAN 9784091863195

美味しんぼ(111)

¥550

商品レビュー

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2016/03/09

話題になっている『鼻血』。 放射能との関連があるのか? と言うことらしいが、 メルトダウンした原子力発電所が  いまだに 解決する方向性はなく 冷却水はたまるばかりで、 限りなく 汚染された冷却水をためるタンクを建設していかないと行けない という シジフォスの神話を思い浮かばせる...

話題になっている『鼻血』。 放射能との関連があるのか? と言うことらしいが、 メルトダウンした原子力発電所が  いまだに 解決する方向性はなく 冷却水はたまるばかりで、 限りなく 汚染された冷却水をためるタンクを建設していかないと行けない という シジフォスの神話を思い浮かばせる 現実。 五年経ったいまでも、大きな変化はない。 地震、津波、メルトダウンした原発。 天災であり 人災が重なった。 それでも、ニンゲンは 生きていかなければならない。 大地を基礎とした農業は、除染作業をくり返しても 作物には 一定の影響を受け、農作業をしている農家も 影響を受ける。 吸着剤 ゼオライト、ケイ酸カリウム、塩化カリウムの使用。 そのことで、米への影響が少なくなると言うことが、 解明されていくだけでも重要である。 しかし ホントにスゴイ現実が 横たわっている。 この物語は 雄山と山岡が 和解することが、 画期的なのかもしれない。 モモと白磁の皿、そして、家族写真。 父親と息子の和解。この二人が 共通の根っこをもち始めた。 終わりであると同時に始まり。

Posted by ブクログ

2015/02/11

「美味しんぼ騒動」が始まる3ヶ月前に、この巻の前巻「美味しんぼ 福島の真実1」を読んだ時には、ただひたすら真面目な取材に驚くと同時に、「この料理が(放射能汚染を受けていない)最後の料理か」と思い涙を流す海原雄山に圧倒された。 しかし、福島の真実、並びに「美味しんぼ」シリーズのク...

「美味しんぼ騒動」が始まる3ヶ月前に、この巻の前巻「美味しんぼ 福島の真実1」を読んだ時には、ただひたすら真面目な取材に驚くと同時に、「この料理が(放射能汚染を受けていない)最後の料理か」と思い涙を流す海原雄山に圧倒された。 しかし、福島の真実、並びに「美味しんぼ」シリーズのクライマックスは、この後半にあったことを読んでみて初めて知った。 それは「鼻血騒動」で全国的な論争が起きたからではない。そうではなくて、山岡と海原雄山との親子の確執が遂に本格的に終わったからである。それがどういう経緯だったかは読んでもらう他はない(もともと誤解が生んだ確執だと読者は気がついているはずなので、意外性はない)。 海原雄山「福島はありがたい。かけがえのない妻に出会え、新しい人生を踏み出した土地だ」 山岡「俺にとっては、父親と一緒に生き直す道を教えてくれたありがたい土地だ」 ほとんどグランドフィナーレである。もうこれ以上付け加える必要があるのか。奇しくも映画で運命の親子の確執を演じた三国連太郎の葬式を息子佐藤浩市が取り仕切ったのが去年だった。作者もあれを見て「もう潮時」だと思ったのかもしれない。 ところが、この作品、一時休載扱いだと云う。「鼻血騒動」の決着が着く、あと20数年後まで終わることができなくなった、のかもしれない(^_^;)。 「福島の真実」編の全体を読めばわかるように、作者の意図は徒らに放射能の悪影響を拡散させることではない。しかし、風評被害を広げるからと言って危険性に目をつむることでもない。言うべきことは云う。というスタンスである。 漫画の本質は風刺である。最終的な決着が今つかないからといって「口をつぐむ」べきではない、と私も思う。 2015年2月読了

Posted by ブクログ

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