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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 亜紀書房 |
発売年月日 | 2014/04/10 |
JAN | 9784750514055 |
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「つながり格差」が学力格差を生む
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「つながり格差」が学力格差を生む
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
学力格差を生むのは貧富の格差ではなく、家庭、地域、学校での、子どもたちと周囲との「つながり」の格差。それまで学力向上に課題のあった2県を例に、コミュニティ内のつながり方、先生の関わり方を紹介。「いなか」の関わり方が子どもたちの学力形成にポジティブに作用する。 経済資源、社会関係...
学力格差を生むのは貧富の格差ではなく、家庭、地域、学校での、子どもたちと周囲との「つながり」の格差。それまで学力向上に課題のあった2県を例に、コミュニティ内のつながり方、先生の関わり方を紹介。「いなか」の関わり方が子どもたちの学力形成にポジティブに作用する。 経済資源、社会関係資本、文化資本、のなかで学力にもっとも作用するのは社会関係資本。お金で解決できない部分。地域での関わり方は「しんどい層」にアプローチしている。また秋田ではしつけも含めた学習のよう。 学力は今二極化し、ふたこぶ
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まずは「格差」の「個人差」との違い、集団における是正を必要とされる差であると明示される。 1964年の学力調査と2007年のそれにおいて、躍進した秋田県と凋落した大阪府の衝撃も。 多変量解析によって遺伝形質、家庭背景、学校過程、社会構造と絞り込んでゆく。格差の要因は個々ではな...
まずは「格差」の「個人差」との違い、集団における是正を必要とされる差であると明示される。 1964年の学力調査と2007年のそれにおいて、躍進した秋田県と凋落した大阪府の衝撃も。 多変量解析によって遺伝形質、家庭背景、学校過程、社会構造と絞り込んでゆく。格差の要因は個々ではなく、さまざまな「つながり」ではないか。 1960年代以降のイギリスの例では、競争的な新自由主義の導入による、想定外の格差の是正が示される。 2012年の国際調査(PISA)に、凋落傾向にあった日本の読解力、数学、科学リテラシーのレベルと格差縮小のV字回復が見られたらしい。しかし、地域固有の問題など、さらなる改善への著者の挑戦は続くのである。
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筆者の重視する「つながり」は大事だと思う。「つながり」の「質」に言及していたが,もっと分析があっても良いかなと感じた。後半は,学校を中心に「つながり」が論じられていたと思うが,家庭や地域の「つながり」についてももっと言及してほしかった。 最終章でイギリスを中心に外国の教育政策が説...
筆者の重視する「つながり」は大事だと思う。「つながり」の「質」に言及していたが,もっと分析があっても良いかなと感じた。後半は,学校を中心に「つながり」が論じられていたと思うが,家庭や地域の「つながり」についてももっと言及してほしかった。 最終章でイギリスを中心に外国の教育政策が説明されていた。「しんどい層」の学力向上に取り組む点が各国に共通している点だという。イギリスはニューレイバー政権のときに学力格差を縮小できた。他方で,日本はその点ではとりたてて何もしていない。しかし,日本はPISA2012で結果がV字回復し,学力格差も縮小した。この点を著者はどう考えているのか知りたい。詳細な分析による単著を待ちたい。。。
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