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茨木のり子詩集 岩波文庫

茨木のり子【著】, 谷川俊太郎【選】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2014/03/17
JAN 9784003119518

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茨木のり子詩集

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商品レビュー

4.3

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2024/02/22

読書会課題図書 〈青春を戦争の渦中に過ごした若い女性の、くやしさと、それゆえの、未来への夢。スパッと歯切れのいい言葉が断言的に出てくる、主張のある詩、論理の詩。ときには初々しく震え、またときには凛として顔を上げる。素直な表現で、人を励まし奮い立たせてくれる、「現代詩の長女」茨木...

読書会課題図書 〈青春を戦争の渦中に過ごした若い女性の、くやしさと、それゆえの、未来への夢。スパッと歯切れのいい言葉が断言的に出てくる、主張のある詩、論理の詩。ときには初々しく震え、またときには凛として顔を上げる。素直な表現で、人を励まし奮い立たせてくれる、「現代詩の長女」茨木のり子のエッセンス〉とある 彼女の詩時々目にし、心に残っていたものが何編かあった 今回この文庫本を改めて読んでみて 「Y」という箱にひっそりと残されていた詩に驚いた こんな詩を書いていた方なんだと 「断定的だ」という先入観が払しょくされたような…… 夫を亡くした喪失とそれゆえの愛が濃密だった 谷川俊太郎さんの選が良かったのかなあ 心に響く言葉にたくさん出会った 読書会では、大絶賛派とイマイチ派に分かれ楽しかった ≪ 目をつぶり 目を見開いて 言葉紡ぐ ≫

Posted by ブクログ

2024/01/27

わたしが一番きれいだったとき、や、自分の感受性くらい、は知っていたけど茨木のり子さんの作品をこんなに読んだことがなかったので、そのハードルの低さに驚きました。 詩は読みやすいようで読みにくい、自分の解釈能力に自信がなかったけれど、茨木のり子さんの詩は小説を読んでいるようにさらさら...

わたしが一番きれいだったとき、や、自分の感受性くらい、は知っていたけど茨木のり子さんの作品をこんなに読んだことがなかったので、そのハードルの低さに驚きました。 詩は読みやすいようで読みにくい、自分の解釈能力に自信がなかったけれど、茨木のり子さんの詩は小説を読んでいるようにさらさらと自分の中に流れてきます。 彼女の人柄について理解した上で再読したいと思いました。

Posted by ブクログ

2024/01/21

普段あまり詩集は読みませんが、書店で立ち読みした時に気になる詩があり読み始めました。 「わたしが一番きれいだったとき」「自分の感受性くらい」は有名な詩なので知っていましたが、「言いたくない言葉」「足跡」とかが好きでした。 削ぎ落とされた繊細な言葉で保守的な女性像への抵抗や喝を...

普段あまり詩集は読みませんが、書店で立ち読みした時に気になる詩があり読み始めました。 「わたしが一番きれいだったとき」「自分の感受性くらい」は有名な詩なので知っていましたが、「言いたくない言葉」「足跡」とかが好きでした。 削ぎ落とされた繊細な言葉で保守的な女性像への抵抗や喝を入れてくれる詩もあれば、天真爛漫に鋭い指摘をする子供のような詩もある不思議な詩集でした。 気負いなく読んでましたが、たまにドキッとする詩があります。また時間をおいて読み返したいです。

Posted by ブクログ

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