苔玉体験講座に参加したので、その後のお手入れのために　数冊読みました。 その中でも、目からうろこのような　楽しい内容が満載。 苔玉をなんとなく神秘的なものに思っていたのが　全く違うことがわかりました。 　苔玉は　生きた植木鉢。　そこに好きなものを植えて楽しもう！ 　相性が悪ければ　別のものに植えかえよう。 　ただし、糸でぐるぐる巻きにした苔玉を植え替えるのは　大変そう！ 　それについての詳細は書かれていなかった。o（*'o'*）o 苔玉と苔 育て方ノート 2017/08/03 予約　8/9　借りて読み始め、ざっと読み終わる。 内容と目次・著者は 内容　： 苔玉は、子どもから大人まで気軽に楽しめる園芸のひとつ。 苔玉の寄せ植え、テラリウム、作ってみたい苔玉100&育て方などを紹介する。 苔玉を枯らさずに長く楽しむテクニックがよくわかる一冊。 目次　： Part1:苔玉を楽しむ 苔玉の作り方…苔玉に適したコケは?/コケの入手/用土/基本の作り方/ ヤマゴケを使った作り方/寄せ植えの作り方 変化を楽しむ…コケが生長する/花が終わっても楽しめる/雑草が生えてくる/ きのこに出会う/季節を味わう 枯らさない苔玉の育て方・管理のコツ…置き場所・日当たり/水やり/ 夏の管理は注意が必要/肥料はいらない/気長に付き合う 苔玉Q&A/苔ボールを楽しむ/形にこだわらない/どんぐりを育てる/ 挿し木をして楽しむ Part2:コケを楽しむ コケに会いに行く/コケの観察/コケの採取・保管/テラリウムを楽しむ/ コケをふやす/コケとシダの組み合わせ/人気のコケ ミニ図鑑/ ミニ知識 コケの武器 Part3:育ててみたい苔玉100 花を楽しむ苔玉/木を楽しむ苔玉/草・ハーブ・水辺の植物を楽しむ苔玉/ 観葉・多肉・食虫植物などを楽しむ苔玉 著者　：　砂森 聡　草盆栽家。庭師。 山野草の専門店などでの生産から卸まで経験した後、苔玉やミニ盆栽のショップをオープン。 花屋、カフェが入った「西荻百貨店」をプロデュースし、「一草」として店を構える。 　

Part1「苔玉を楽しむ」では、苔玉の作り方・管理のコツ・Q&A等を解説。 ・苔玉は用土づくりが面倒だと思っていたが、専用土「夢想」がある。 ・苔の種類としては、ハイゴケが扱いやすく入手しやすい。 ・コケにとっては肥料が害になるので、植物のポットの土をなるべく落とす。 ・タマゴケの苔ボールがなんとも可愛いが、作るのも栽培するのも難しいようだ…。 ・「苔玉でどんぐりを育てる」「挿し木をして楽しむ」も参考になる。 Part2「コケを楽しむ」では、コケの採取・保管方法やテラリウムの作成方法を解説。苔玉だけでなくテラリウムの作り方まで掲載されているのだから、一石二鳥。 Part3「育ててみたい苔玉100」では、苔玉に適す花・木・草・観葉植物類を紹介。「苔玉図鑑」と言いたくなるほど種類が豊富で、見ているだけで楽しい。 情報が充実しており、写真が豊富でレイアウトも見やすく、よくできた本。