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ピエタ ポプラ文庫

大島真寿美(著者)

定価 ¥748

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ポプラ社
発売年月日 2014/02/05
JAN 9784591137710

ピエタ

¥330

商品レビュー

4

93件のお客様レビュー

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2024/03/12

読み終えて、なんて心が癒されたことか。 なんて優しい気持ちになったことか。 作曲家ヴィバルディに関わった人たちのお話。 美しいヴェネツィア、カーニバルの夜。 ピエタ慈善院の孤児のエミーリア、貴族のヴェロニカ、高級娼婦のクラウディア、、 男と女、生と死、孤独、友情、、 お互いを...

読み終えて、なんて心が癒されたことか。 なんて優しい気持ちになったことか。 作曲家ヴィバルディに関わった人たちのお話。 美しいヴェネツィア、カーニバルの夜。 ピエタ慈善院の孤児のエミーリア、貴族のヴェロニカ、高級娼婦のクラウディア、、 男と女、生と死、孤独、友情、、 お互いを思いやり尊敬し合い優しくて 強い女性たちの物語です。 切なくて微笑ましくて温かいです。 この本に出会えてよかった。

Posted by ブクログ

2024/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

18世紀ヴェネツィアの、孤児たちを養育するピエタ慈善院が舞台。 かつてそこで音楽指導をしていたヴィヴァルディ先生の突然の訃報が届く。教え子のエミーリアは、先生にまつわるとある楽譜の行方を調べることとなり… 色んな境遇で生まれ、生き方も違う人々が交わり、お互いを尊重しながら深い絆で結ばれていくストーリーに心動かされました。自分の立場や生活の悩み、過去など、一人で抱え込んで苦しまず、支え合い生きていく。 最後、これまでのしがらみや役職から解放されたエミーリアたちがヴィヴァルディ先生の曲を合奏するシーンはとても幸せそうで、よりよく生きる、とはどういうことなのか考えさせられました。

Posted by ブクログ

2024/01/07

ひとつの楽譜の行方を巡って、人間関係がつくられたり紐解かれたりする美しいお話でした。 音楽家の死をきっかけに、登場人物が共通の話題を持ち共感しあっていく過程が、時代も国も違うけれどもなんだか分かる気がしました。今の時代も、誰かが亡くなることで強くなる結びつきや縁があるなあと。ラ...

ひとつの楽譜の行方を巡って、人間関係がつくられたり紐解かれたりする美しいお話でした。 音楽家の死をきっかけに、登場人物が共通の話題を持ち共感しあっていく過程が、時代も国も違うけれどもなんだか分かる気がしました。今の時代も、誰かが亡くなることで強くなる結びつきや縁があるなあと。ラストの歌のシーンはグッとくるものがありました。

Posted by ブクログ

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