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あわいの力
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商品レビュー
3.8
13件のお客様レビュー
異界と現実界をつなぐ存在を能では、あわいといい、人は、身体という外と中をつなぐ、あわいを持って生きているという。 文字が生まれたことで時間という概念が生まれ、心が生まれたという。 心は三層構造で、表層がこころ、その下がおもひ(こひ)、一番下のそうは心(しん)という言葉や文字を通...
異界と現実界をつなぐ存在を能では、あわいといい、人は、身体という外と中をつなぐ、あわいを持って生きているという。 文字が生まれたことで時間という概念が生まれ、心が生まれたという。 心は三層構造で、表層がこころ、その下がおもひ(こひ)、一番下のそうは心(しん)という言葉や文字を通さず、相手に伝わる何かを心(しん)というのだそう。 甲骨文字、古代ギリシャ語、シュメール語、古代メソポタミア神話、日本の古典、ロルフィングなど幅広い著者の知識がうかがえるが、能に始まり、能に終わる構成で、筆者は能を通じて世界を見ていることがよくわかる。 筆者の生い立ちも交え、筆者の興味が詰め込まれ、興味深く読み終えられた。
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能を起点に、社会や人間を分析する安田さんの視点はいつも面白い。本書では「あわい(ものとものが重なる接線、境界)」をキーワードに、心やメンタルについて語っている。興味深かったのは、「見る」と「味わう」は自分の意志で閉じることができるが「聞く」と「臭う」は閉じられない。戦国時代から江...
能を起点に、社会や人間を分析する安田さんの視点はいつも面白い。本書では「あわい(ものとものが重なる接線、境界)」をキーワードに、心やメンタルについて語っている。興味深かったのは、「見る」と「味わう」は自分の意志で閉じることができるが「聞く」と「臭う」は閉じられない。戦国時代から江戸時代に武器が退化した理由。「初」とは、衣を切ることから、つまり変化し続けなければならない。先人に認められないのは問題ではなく、先人がわからないようなことを作り出すことが肝要。いやはや、勉強になりました。
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内蔵感覚をひらき、溶け合う環境に身を委ねる”あわい”の感覚とは?(あわいの力/安田登) https://beyondthenexus.com/senseofawai/
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