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コラプティオ 文春文庫

真山仁(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/01/04
JAN 9784167900021

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コラプティオ

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商品レビュー

3.8

52件のお客様レビュー

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2023/11/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

性格も立場も異なるふたりの青年が政治の世界をどのように渡り歩き、どのようにこの国を憂うのか。 ひとりは総理補佐官の理想主義者の白石 もうひとりは新聞記者の野心家の神林 登り口や登頂ルートは違うのだけれど、同じ結論に至るのはおもしろかったです。 宮藤を軸にして田坂が白石を育て、東條が神林を育てた対立軸もおもしろかったです。 手段としての権力は、結果が手段を肯定しますが、 目的としての権力は、腐敗が進み権力はやがて暴力へとエスカレートしていきます。 また、理想とするリーダー像というのは存在しなく、その組織(社会)の成熟度や状況によって、理想のリーダー増というのが変容していくというのを提示しているのもおもしろかったです。 学生の頃に読んだ職業としての政治、君主論を再読したくなりました。今読んだらあの頃とは捉え方が変わっているとは思います。 (もうそんな気力もありませんが)

Posted by ブクログ

2023/04/20

震災後の日本を復興に導くカリスマ総理・宮藤。若き指導者に国民からの支持が集まるが、新聞の特ダネ記事が官邸の暗部を暴き出し…。

Posted by ブクログ

2022/11/23

挫けたまま立ち上がれないでいる震災後の日本で、巧みな弁舌を駆使し国民の心を捉え、総理に登り詰めた登り詰めた宮藤隼人。 彼の政治信条に共感し、側近として支える白石望。 白石と同期で、政治の闇を追いかける新聞記者の神林裕太。 この3人を中心に、内閣官房長官、総理主席秘書官、事務秘書官...

挫けたまま立ち上がれないでいる震災後の日本で、巧みな弁舌を駆使し国民の心を捉え、総理に登り詰めた登り詰めた宮藤隼人。 彼の政治信条に共感し、側近として支える白石望。 白石と同期で、政治の闇を追いかける新聞記者の神林裕太。 この3人を中心に、内閣官房長官、総理主席秘書官、事務秘書官、さらに敏腕記者等により、それぞれの思惑を秘めた虚々実々の駆け引きが繰り広げられる。 題名の「コラプティオ」とは、どういう意味か不明のまま読み続けたが、ラテン語で「汚職・腐敗」を意味すると巻末で明かされる。 原発産業による日本復興という大事業を計画する宮藤総理。日本フェニックス計画と銘打った政策は、震災で落ち込んだ日本人に希望を持たせる。 しかし、ウラン鉱脈が見つかった国の軍事クーデターへの関与が疑われたあたりから、カリスマ総理の暴走が始まる。独裁者として変容していく総理の暴走を、誰が止めることが出来るのか。 権謀術数が渦巻く政治の世界を、スリリングに描き出した政治小説エンターテイメントの手に汗握る展開は、頁を繰るのももどかしく、読みふけるばかり。 「多くの場合、権力を行使する者は、その目的が正しいと思い込んでいる。さらに、正しい目的のためなら、多少プロセスに問題があっても許されると考えてしまう。しかし世界の歴史を振り返ると明らかなように、ほとんどの不幸は、それが正しいと思い込んだ人びとによって引き起こされている。権力者が権力を行使する快感に溺れ、正しいことを行っているという満足感に溺れ、人びとは不幸に巻き込まれていく」 著者が綴るこの言葉は、現在のロシアによるウクライナ侵略に、見事当てはまるではないか。

Posted by ブクログ

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