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『風立ちぬ』を語る
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『風立ちぬ』を語る
¥220
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商品レビュー
3.9
20件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すでにニコ生ゼミなどで既出の事例ばかり。 1、風立ちぬ 2、カリ城オープニング分析 3、ゲド戦記など 4、引退とジブリ 5、風立ちぬ再度 エピ、火垂るの墓 当人の風貌やハラスメント体質とは別に、やはり読みが面白いし的確なんだよなあ。
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宮崎駿のひととなりから、『風立ちぬ』に込められたメッセージを解釈している本です。『風立ちぬ』についてのみ書かれているのではなく、『ルパン三世―カリオストロの城』に見られるアニメーションの技術をわかりやすく解説し、さらにスタジオジブリや宮崎吾朗についても、著者の見方が語られています...
宮崎駿のひととなりから、『風立ちぬ』に込められたメッセージを解釈している本です。『風立ちぬ』についてのみ書かれているのではなく、『ルパン三世―カリオストロの城』に見られるアニメーションの技術をわかりやすく解説し、さらにスタジオジブリや宮崎吾朗についても、著者の見方が語られています。 分析の方法としては作家論なのですが、宮崎駿という強烈な個性をもつ監督によってつくられた作品なので、すくなくとも一度はこうした観点から作品が読み解かれる必要はあるはずです。そうした意味で本書は、『風立ちぬ』やそのほかの宮崎駿作品を論じるための一つの叩き台となりうる内容ではないでしょうか。
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衝動買いして、一気に読了。 ネットで岡田さんの書いていた「風立ちぬ」についての文章が自分の違和感というか、「いやな感じ」が言葉にできた。監督の分身である主人公は「薄情」で「自分勝手」で、それを愛する人から赦してもらう妄想をする。こんなにも、こども向けでない映画を作ってしまった宮崎...
衝動買いして、一気に読了。 ネットで岡田さんの書いていた「風立ちぬ」についての文章が自分の違和感というか、「いやな感じ」が言葉にできた。監督の分身である主人公は「薄情」で「自分勝手」で、それを愛する人から赦してもらう妄想をする。こんなにも、こども向けでない映画を作ってしまった宮崎駿を岡田さんは評価するけど、ぼくの違和感はそれを身勝手と思いながら、ある意味うらやましく思ってしまった自分のうしろめたさだった。 各章それぞれもうちょっと突っ込んでほしいところで終わっている感じがするけど、十分楽しかった。
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