1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 新書

正義という名の凶器 ベスト新書

片田珠美【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥880

¥220 定価より660円(75%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ベストセラーズ
発売年月日 2013/05/10
JAN 9784584124024

正義という名の凶器

¥220

商品レビュー

3

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/04/29

・この本は、ある意味、もう一つの『未来の年表』かもしれません。少子高齢化がもたらす影響も大きなものですが、匿名に守られた中で客観性のない正義を振りかざす人による暴力は、社会を蝕むかもしれません。  私は、この本についての感想・レビューを書く前に、『正義という名の凶器』という言葉...

・この本は、ある意味、もう一つの『未来の年表』かもしれません。少子高齢化がもたらす影響も大きなものですが、匿名に守られた中で客観性のない正義を振りかざす人による暴力は、社会を蝕むかもしれません。  私は、この本についての感想・レビューを書く前に、『正義という名の凶器』という言葉を定義づけする必要を感じ、あえて「凶器になりかねない正義」と言い換えました。それを行使する人たちは、意外と古い価値観を呼び覚まされた顔のない集団なのかもしれませんね。  凶器になりかねない正義とは、自己に対して客観的ではない特定の集団、あるいは個人的な価値観に支えられた行動原則だと思います。誤解を恐れずに言えば、何らかの原理主義とも考えられます。凶器になりかねない正義とは、そのような価値観を持つ特定の集団や個人によって行使されます。  インターネット社会においては、そのような行為が仮面を被った状態で行われ、そこに"はやしたてる観衆"や"傍観者"も加わって拍車がかかりやすくなります。"観衆"の調査能力は驚くべきもので、加害者のプライベートは暴かれ、家族も連帯責任を負わされます。  この本は、ある意味、もう一つの『未来の年表』と言えるのではないでしょうか?少子高齢化による人口減少がもたらす影響も大きなものですが、匿名に守られた中で客観性のない正義を振りかざす人による暴力は、社会を蝕むかもしれません。  この本は、積読になっていたのですが、2018年から2019年への移り変りの中で手に取ったということに運命を感じるような内容でした。2ヵ月に渡って仏教について学んでいなければ、素直に受け止められないような、衝撃がありました。

Posted by ブクログ

2019/08/17

誰の中にも正義はある でもそれが正義ではなく「自分自身の悪の浄化」だったとしたら… ネット炎上、ネット処刑、さらにはISやヘイトまで… この世の中にあふれる「正義」の正体を解説 他人を責める人、いじめる人は自分の中にある同じような”もの”をそこに見出して嫌悪して事故便宜のため...

誰の中にも正義はある でもそれが正義ではなく「自分自身の悪の浄化」だったとしたら… ネット炎上、ネット処刑、さらにはISやヘイトまで… この世の中にあふれる「正義」の正体を解説 他人を責める人、いじめる人は自分の中にある同じような”もの”をそこに見出して嫌悪して事故便宜のために攻撃する… じゃあ正義って何なんだろ? 結局は正義っていうのは自分の中にしかないのかな? 凶器にも武器にもなる正義 振りかざすときは自分の手にある「正義」の正体を見てからなんだろね。

Posted by ブクログ

2017/10/12

防衛機制の「投影」を中心にまとめてあって良い。 誰が読んでもわかりやすいかと思うのだけど、どちらかというと様々な知識と教養があった方が、読んで面白いと感じる箇所は多いと思う。 読んでてイライラする箇所もあるのだけど、それだけ的を得ているというか痛いところを突いてきているのかもし...

防衛機制の「投影」を中心にまとめてあって良い。 誰が読んでもわかりやすいかと思うのだけど、どちらかというと様々な知識と教養があった方が、読んで面白いと感じる箇所は多いと思う。 読んでてイライラする箇所もあるのだけど、それだけ的を得ているというか痛いところを突いてきているのかもしれない印象。 ただ「正義」と「大義」がごっちゃに語られているような印象は残った。正義が大義に変化しているのか、大義を得るために正義の集合が行われているのか、自分にはよくわらないし、もしかしたら書いてあったのかもしれないけど、その辺りが自分みたいなのにもわかりやすく区別して書いてあればよかったので残念。 大義名分(行動を起こすにあたってその正当性を主張するための道理・根拠)があれば極端な話「何をしても良い」のは世界の共通ルールとして(良い悪いは別として)漠然としながらも間違いなく普通の人々に普遍的に存在していて、当然ながら我々のうちにも存在するのであって、そういった面が捉えられていればもっと読み応えのある本になったと思った。なんだか二分法で終わった感は残った。 あと文章。メディアの露出が多い人の文章によく見られる乱れ方で、流れの中で急にポコっと別の話が入ってきて、そこにきちんと言及せずにまた元の話に戻る。ちょっと読みづらい。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品