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空はきんいろ
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空はきんいろ
¥330
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
一対一で付き合える友だちのおもしろさ。グループじゃなくて。何か時々いるんだそういう人が、不思議と。飾らずに素でいられる人。そういう人とは離れてもしばらく会わなくても一生繋がっている。縁というかね。
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直木賞作家・大島真寿美さんの一風変わった児童文学の秀作です。マンションの窓からビルの取り壊し作業を毎日飽きずに見て楽しむ小学生の女の子ゴジョウガワラアリサと人間のカタチのスイッチに誰かの影がはまると来年が来なくなると固く信じて年の瀬から見張りを続ける同級生のニシダくんの変てこな二...
直木賞作家・大島真寿美さんの一風変わった児童文学の秀作です。マンションの窓からビルの取り壊し作業を毎日飽きずに見て楽しむ小学生の女の子ゴジョウガワラアリサと人間のカタチのスイッチに誰かの影がはまると来年が来なくなると固く信じて年の瀬から見張りを続ける同級生のニシダくんの変てこな二人のゆるいけど確かな友情物語です。人間の価値観は人それぞれで変わっているからと阻害するのでなく「ああそんな考え方もあるのだな」と個性を認める事が大切だと本書は教えてくれますね。「線路は続くよ どこまでも」をBGMに読みましょうね。
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“変わり者"の小学生ふたりが近づいて、“変わり者"だからこそ、お互いに何か通じ合うものがあってホッとする…そんな空気がかわいらしかった! まぁ“変わり者"じゃなくても、「何か通じ合うものがある人」って、普通(?)の人同士でもいると思うけれど、そうい...
“変わり者"の小学生ふたりが近づいて、“変わり者"だからこそ、お互いに何か通じ合うものがあってホッとする…そんな空気がかわいらしかった! まぁ“変わり者"じゃなくても、「何か通じ合うものがある人」って、普通(?)の人同士でもいると思うけれど、そういう「普通の人」というカテゴリーからはみ出てしまって生き辛さを感じている子ふたりが。というところがかわいらしい空気をより濃いものにしているのですよね。 強いて言えば、ふたりのはみ出し具合が今イチ分かりにくかったので、もう少し学校のクラスでのシーンがあったりした方が良かったかも。
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