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12月25日の怪物
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12月25日の怪物
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商品レビュー
3.3
10件のお客様レビュー
娘も小6になるので、サンタクロースの出口戦略を考えようと図書館に行き「サンタクロース」関連本を何冊か読んでみる。その中で本書はサンタクロースを探す旅(ノンフィクション)という事で借りて帰る。 サンタクロースには「キリスト教司教 聖ニコラウス」というモデルがいて、 「トルコ産まれ...
娘も小6になるので、サンタクロースの出口戦略を考えようと図書館に行き「サンタクロース」関連本を何冊か読んでみる。その中で本書はサンタクロースを探す旅(ノンフィクション)という事で借りて帰る。 サンタクロースには「キリスト教司教 聖ニコラウス」というモデルがいて、 「トルコ産まれのニコラウスの信教はヨーロッパに伝えられ、オランダ人がアメリカに持ち込んでサンタクロースとなり、コカ・コーラの広告と共に世界中に広がった」 との事。うむ、考えたこともなかったな。興味深いと読み進むが、興味深いくだりは早々にここで終わってしまった。その後は私にはあまり興味がない、細かいところ、ナマハゲを追う旅へと続く。 冒険小説家と言うのはかっこいいが、なかなか読者に楽しく伝えるのは難しいのだろうね。作者が行きたくなったところをつらつらと描く文章が続く。私は原田マハ氏の様に史実をベースに読む人の想像をかき立てるフィクションを重ねる作品が好き。冒険家と小説家の違いといったところか。 高橋大輔という人には興味を持った。ロビンソンクルーソーの方が人気本の様だ、読んでみよう。
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サンタクロース。子どもだましの幻であり、在りし日の純粋さの思い出であり、商業主義のキャラクターであり、妖怪の一種であり、幸せの象徴。 キリスト教の聖人がモデルになっているという話は聞いたことがあったけど、いまいちそのルーツというか、今こうした姿で人々に敬愛されるようになったいきさ...
サンタクロース。子どもだましの幻であり、在りし日の純粋さの思い出であり、商業主義のキャラクターであり、妖怪の一種であり、幸せの象徴。 キリスト教の聖人がモデルになっているという話は聞いたことがあったけど、いまいちそのルーツというか、今こうした姿で人々に敬愛されるようになったいきさつはよく知らないままだったので読んでみた。 そうかあ…サンタクロースは祖霊に通じるのかあ…。 なかなかおもしろかったけど、ちょっと著者の個人的なところが目立ってるのが微妙だった気がする。
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「探検」と「サンタクロース」。思いがけない組み合わせだった。訪ねた場所にも思いがけない場所があった。そこもサンタと繋がるのか、という思いがけなさも。 サンタクロースが何を体現しているのかは、なんとなく思い及ぶところではあったけれど、人の思いは世界で共通するところが、やっぱりあるの...
「探検」と「サンタクロース」。思いがけない組み合わせだった。訪ねた場所にも思いがけない場所があった。そこもサンタと繋がるのか、という思いがけなさも。 サンタクロースが何を体現しているのかは、なんとなく思い及ぶところではあったけれど、人の思いは世界で共通するところが、やっぱりあるのだな、と思う。 探検が謎を追うことなら、私も探検に出られるのかな。
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