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「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場 集英社新書

小出裕章, 渡辺満久, 明石昇二郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2012/08/17
JAN 9784087206531

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商品レビュー

3.7

12件のお客様レビュー

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2022/02/21

原発用燃料の再処理施設に関する著作です。福一事故により明らかにされた原発自体の危険性は周知されたように思いますが、再処理工場についても危険であることが示されています。放射性物質を取り扱うこと、その施設の地勢的な危険、国も含めた管理の脆弱性について指摘されています。電力会社という民...

原発用燃料の再処理施設に関する著作です。福一事故により明らかにされた原発自体の危険性は周知されたように思いますが、再処理工場についても危険であることが示されています。放射性物質を取り扱うこと、その施設の地勢的な危険、国も含めた管理の脆弱性について指摘されています。電力会社という民間企業が設置してきているので、ある程度経済的に合理的な手法で判断され設置されてきたと思っていましたが、色々な利権の中で設置され技術的、学術的見解も捻じ曲げられてしまうことに驚いてしまいます。また事故を起こしてしまえばその結果を享受するのは、子供たちであることを思えば、今すぐやめていくことに躊躇いを感じませんでした。

Posted by ブクログ

2019/09/22

2011年に東北で大地震が発生する以前、六ケ所村の再処理工場の問題のことはいくらか知っていて、「ガンになりたくねーし、止めてくれー」と憂いていた中、震災が起きて福島原発の惨状が地獄になってから、六ケ所村への関心が(恥ずかしながら)薄れてしまっていた中、「そういえば」とふと思い出し...

2011年に東北で大地震が発生する以前、六ケ所村の再処理工場の問題のことはいくらか知っていて、「ガンになりたくねーし、止めてくれー」と憂いていた中、震災が起きて福島原発の惨状が地獄になってから、六ケ所村への関心が(恥ずかしながら)薄れてしまっていた中、「そういえば」とふと思い出して読んだ一冊。 いつの間にか2021年竣工予定で、「まじかよ~」と思って簡単な本書をさくっと読んでみた。 トイレのない巨大ラグジュアリーホテルから垂れ流される最大級に汚いウ〇コ(放射性物質)が海に流れる。その量が今のホテル(原発)と桁違いって、ふざけんな! 「想定外」が唯一許されないのが原子力、なんせ何百年何千年と土地が汚染されてガンの脅威にさらされる。命短いクソジジイ達が惨劇の後で「やっぱしすみませんでした」では決して済されない!(ゴミの不法投棄とか森林破壊とかは(大変だが)復活がきく、ただ原子力だけは歯が立たない。。。) 電力関係で膨大な利益を得ている電力会社関係者、御用学者、役人、みんな大気圏内から消えてくれ!!!

Posted by ブクログ

2018/05/25

◆経済産業省による誤った政策決定の束。この隠蔽・擁護に加担する御用学者。目的は奏効せず非効率的な「核燃料再処理施設」を運用し続けることで狙うのは、自らの核兵器製造の悪夢なのか?◆ 2012年刊行。 著者小出裕章は京都大学原子炉実験所助教 同渡辺満久は東洋大学教授(変動地形学) ...

◆経済産業省による誤った政策決定の束。この隠蔽・擁護に加担する御用学者。目的は奏効せず非効率的な「核燃料再処理施設」を運用し続けることで狙うのは、自らの核兵器製造の悪夢なのか?◆ 2012年刊行。 著者小出裕章は京都大学原子炉実験所助教 同渡辺満久は東洋大学教授(変動地形学) 同明石昇二郎はルポライター。  フランスの元環境大臣ですら、原発の使用済み核燃料の再処理は技術面・経済面で世界的潮流ではないと言う中、そのフランスから技術導入・設備・施設建設を依拠した日本の核燃料再処理施設。  本書はその六ケ所村核燃料再処理施設の存在が意味するところを、原子炉・原子力発電の専門家、活断層の専門家、ルポライターの3名が各々、あるいは協働して解読していく。  テーマは以下のとおり。 ➀ 核燃料再処理。  使用済み核燃料の物理的分解とともに、核燃料の組成物質を化学的に分離し、プルトニウム(核兵器の材料)が生成。 ➁ 再処理施設建設・稼働にかかる費用、危険性その他の問題点。及びこれに対する実施ありきの甘い見積と情報隠蔽。 ➂ シュミレーション「六ケ所村再処理施設」震災被災。 ➃ 全国主要活断層上にある原発群。 ➄ 活断層過小評価を生む政策配慮と忖度。その誤謬。 ➅ 原子力規制委員会設置法案、原子力基本法改正法案が盛り込んだ核武装への道。  余りの杜撰さ(というか、経済産業省と御用学者のズブズブぶり)に開いた口が塞がらない。しかもこれを丁寧に検証し、追跡するジャーナリストの少ないこと少ないこと…。  不確定要素ではあるが、過去の現実の組み合わせが生む問題に対する無関心・軽侮。臭いもの=核燃料処分を進めることのできない政治と、情報隠蔽・不開示。  そしてごかましの上に堆積し続ける誤った政策決定の束。  この見るに耐えない事実が、これでもかと開陳される。  そして極め付けなのは原子力基本法改正。2012年6月に人知れずなされたそれは、核武装容認と捉えられても仕方のない内容であり、個人的に野田政権には信を置けなかったことを例証させられた感がある。しかも、経産大臣は今の某政党代表のE氏であるし…。  なお使用済み核燃料の再処理に関しての補足。  使用済み核燃料を化学的に分離する前提としての物理的破壊。この際に大量の放射線が放出するが、この制御が極めて困難という点に注意を要するだろう。

Posted by ブクログ

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