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パンとスープとネコ日和
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2012/04/14 |
JAN | 9784758411943 |
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パンとスープとネコ日和
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商品レビュー
3.5
141件のお客様レビュー
小林聡美さん主演のドラマは大好きで何度も観ているが、始めて原作を手に取った。 ドラマから入っているので、主人公のアキコは小林聡美さん、しまちゃんは伽耶、喫茶店のママはもたいまさこさんに脳内変換される。でもそれが少しも邪魔にならない。ドラマの配役は絶妙だと思った。 実写化されると...
小林聡美さん主演のドラマは大好きで何度も観ているが、始めて原作を手に取った。 ドラマから入っているので、主人公のアキコは小林聡美さん、しまちゃんは伽耶、喫茶店のママはもたいまさこさんに脳内変換される。でもそれが少しも邪魔にならない。ドラマの配役は絶妙だと思った。 実写化されるとどうしても省略されたり、観ているわたしがその意を汲めずにいたりしたして、原作を読んで細かな設定になるほど。 原作の方を先に読んでいたらドラマはそれほど楽しめなかったかもしれない。 開いたお店へのアキコの思い、葛藤などが見えたり、何に対しても感情的になり過ぎずフラットに捉えようとする姿勢がとても好きだなと感じた。 ドラマではフラッといなくなってしまう猫のたろが、原作では悲しい結末になっている。アキコの心の大揺れが身につまされた。
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- ネタバレ
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母親の死を機に長年勤めていた職場を辞め、スープ屋という一国一城の主へ。いわば、安定した道から先の見えない道へ足を踏み入れた主人公。それも50代で!ずっと抱えていた夢の実現では無く、自分の居場所を求めていたら、そういう形になったという感じ。同世代であり、現状に不満だらけの自分。羨ましく憧れるが、実家が自営業だったのでその苦労が身に染み過ぎていて、真似出来そうにない。 後半、ペットであり、唯一の家族になった猫の死により、物語は趣きを変える。泣き暮れる主人公と共に私も泣きに泣いた。 タイトル通りどこかほっこりした前半と、死がもたらす喪失と再生の後半、二面性のある物語だった。
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ある程度認知度のある会社に勤めて、なんとなく結婚して、子供を産んで育ててという流れが当たり前とされてきた時代から変化しているなと感じた一冊。 自分のしたいことをして、ペットと暮らす充分幸せな生活だってある。けど、孤独を感じる瞬間はやっぱりあって、人間一人では生きていけないなとも感...
ある程度認知度のある会社に勤めて、なんとなく結婚して、子供を産んで育ててという流れが当たり前とされてきた時代から変化しているなと感じた一冊。 自分のしたいことをして、ペットと暮らす充分幸せな生活だってある。けど、孤独を感じる瞬間はやっぱりあって、人間一人では生きていけないなとも感じた。大好きな猫と食事の様子を描かれたこの本は、お気に入りの一冊になった。
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