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ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下) ハヤカワ文庫NF

マイケルサンデル【著】, NHK「ハーバード白熱教室」制作チーム, 小林正弥, 杉田晶子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2012/02/09
JAN 9784150503796

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商品レビュー

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2023/05/07

正義を考えるためには善を考えることが必要。 善を考えるためには「原理と具体例を相互に往復しながら考えていくというアプローチを取るべき」 by ロールズ(反照的均衡) カントの考えでは、人間が自律的に行動していると言えるのは、義務という名の下に何かを追求している時だけで、自分...

正義を考えるためには善を考えることが必要。 善を考えるためには「原理と具体例を相互に往復しながら考えていくというアプローチを取るべき」 by ロールズ(反照的均衡) カントの考えでは、人間が自律的に行動していると言えるのは、義務という名の下に何かを追求している時だけで、自分の個人的な利益のためではなく義務のために、何か善い道徳的な行為をしているときだけ。 その行為は自由から生じている。 なぜなら強制されたのではなく、道徳法則を受け入れることを自分で選んだから。 道徳法則は主観的な条件に左右されないので普遍的な法則である。 純粋理性とはどんな外部条件にも左右されず自分自身に適用されるもの。 「正義の原理は、仮設的契約から最もうまく導かれる」by ロールズ 「すべての正義は差別を内包する」byアリストテレス アリストテレスの考え方は 「目的論的道徳理論」という考え方 目的、目標から論理を組み立てる アファーマティブアクションへの反論を「大学教育にふさわしい目的や目標とは何か」という問いに置き換えることは、目的論的道徳理論の考え方 アリストテレスの政治論 政治とは、善い人格を形成すること、市民たちの美徳を高めること。つまり、善き生をもたらすもの。 カントやロールズの政治論 政治は私たちを善くするものではなく、私たちが善や価値、目的を選択する自由を尊重し、他者にも同様の自由を認めること。 コミュニタリアニズム 「自己というものは、ある程度までその人が属するコミュニティや伝統や歴史によって規定され、負荷をかけられている存在である」という考え方。 負荷ありし自己 コミュニタリアニズム批判 「責務が、そのコミュニティの構成員というアイデンティティによって定義されてしまったら、責務どうしが対立したり、重複したり、競合したりするかもしれない。そこに明らかな原則はないから」

Posted by ブクログ

2022/07/30

「犠牲になる命を選べるか」「徴兵制の是非」「同性婚について」など馴染みやすい命題で議論が展開されますが、理解するにはある程度、哲学用語の知識が必要だと思いました。 「格率」自分で自分に定めた行動の法則。信念とも言い換えることができる。 「道徳法則」人間界には従わなくては道徳法則...

「犠牲になる命を選べるか」「徴兵制の是非」「同性婚について」など馴染みやすい命題で議論が展開されますが、理解するにはある程度、哲学用語の知識が必要だと思いました。 「格率」自分で自分に定めた行動の法則。信念とも言い換えることができる。 「道徳法則」人間界には従わなくては道徳法則があるとカントは考えた。道徳的な行いを善しとする理性は人間だけに先天的に備わっているからである。 「定言命法」道徳法則は目的を達成するための手段ではなく、目的そのものでなくてはならない。 例:人に親切にすることに目的はない。なぜなら親切にすること自体が目的だから。 自分の利益や要求、特別な状況がほかの人のそれよりも重要であるという理由で自分の行動を正当化するべきではないというのが定言命法の特徴であり要求である。 自死について:生命の権利はとても重要で、とても基本的なものなので不可譲であり、自分でも放棄することはできないという。私の命は私自身の所有物ではない。なぜなら、他の人々が私に頼っているかもしれないから。人生を生きるとは、自分の命を絶って単に自由に放棄することはできないという、他の人に対する責任を含むかもしれない。 人の尊厳を尊重するとことは、人を単なる道具とみなすのではなく、目的そのものとして考えることを意味する。だからこそ、他の人の福祉や幸せのために人を使うのは間違いである。 恵まれた者は、恵まれない者の状況を改善するという条件でのみ、その幸運から便益を得ることが許される。

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2022/03/21

『これからの「正義」の話をしよう』で有名になったマイケルサンデル。 政治哲学をテーマに、生徒とディスカッションしている様子が記載されている。 哲学や道徳、倫理について、深く深く思考を張り巡らせることが出来る上に、サンデルの超絶プレゼンも学べる1冊。 アリストテレス、ロック、カン...

『これからの「正義」の話をしよう』で有名になったマイケルサンデル。 政治哲学をテーマに、生徒とディスカッションしている様子が記載されている。 哲学や道徳、倫理について、深く深く思考を張り巡らせることが出来る上に、サンデルの超絶プレゼンも学べる1冊。 アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、ノージックといった古今の哲学者を、巧みなリードのなかで把握できるのも素晴らしい。 価値観を右往左往してパラダイムシフトが起きる超良書。

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