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茗荷谷の猫 文春文庫

木内昇【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2011/09/02
JAN 9784167820015

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茗荷谷の猫

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商品レビュー

4

92件のお客様レビュー

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2024/04/15

有吉佐和子の「青い壺」をちょっと思い出した。 余韻があるなぁ 朦朧体っていうか…文章でそんなのあるかどうか知らないけど 連作。江戸時代から戦後にかけて、時間の流れに沿って無名の人たちがあらわれ、過ぎていく。夢や目的・妄執はあるけれど、だめになって違う人生を歩んでたり、赤紙1枚...

有吉佐和子の「青い壺」をちょっと思い出した。 余韻があるなぁ 朦朧体っていうか…文章でそんなのあるかどうか知らないけど 連作。江戸時代から戦後にかけて、時間の流れに沿って無名の人たちがあらわれ、過ぎていく。夢や目的・妄執はあるけれど、だめになって違う人生を歩んでたり、赤紙1枚で戦地にやられて亡くなったりということがちらちらと出てくる。みんな思うようになっていない。 違う人生があったはずだけれどそっちはもう選べないし自分のものではない、ということはほとんどの人が感じていて自分のことだなぁ感じられる。自嘲したりあららと思ったりするけど、今を否定するわけでは決してなくて。

Posted by ブクログ

2023/12/24

それぞれ何かに取り付かれた人たち、あるいはこだわりの強い人たちと言ってもいいだろうか。だけど、どこかすぐ近くにいそうな気もする不可思議さ。その中で、徳造がそっと埃を拭う針箱が印象的。

Posted by ブクログ

2023/12/14

「歴史に名を残さない人たち」のはなし。そのような人たちでも、知らないところで互いに少しずつ繋がっているのが面白かった。

Posted by ブクログ

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