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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2011/07/28 |
JAN | 9784163806907 |
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91件のお客様レビュー
ようやく,キタ. ハゲタカを超える作品に出会いたくて,でも中々出逢えなくて. しかし,これは素晴らしかった. 本当のことはわからない政治の世界だけど,論理と感情と謀略と正義…様々な絡み合いがやがて一つの線になって行く…ただし,最後まで読み手の答えはあるようでないところへ迷入してい...
ようやく,キタ. ハゲタカを超える作品に出会いたくて,でも中々出逢えなくて. しかし,これは素晴らしかった. 本当のことはわからない政治の世界だけど,論理と感情と謀略と正義…様々な絡み合いがやがて一つの線になって行く…ただし,最後まで読み手の答えはあるようでないところへ迷入していく…スッキリはしないけどこれぞ現実を見せつけるフィクションの妙,かと. 最後の最後に,情緒的に走るのか,勧善懲悪に走るのか,と軽く失望させつつ,最後まで魑魅魍魎の政治の世界,やられた.続きが読みたい!
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途中からおもしろくなり、続きが気になって仕方ないほどだった。 読後に思ったのは、総理はいつ頃から独裁的になっていたのか? 主人公の秘書官が官邸スタッフになる前からなのか? たぶんそうなんたろう。 自分を客観視すること、人の意見に耳を貸すことは難しいけど大事なことだと改めて思った。...
途中からおもしろくなり、続きが気になって仕方ないほどだった。 読後に思ったのは、総理はいつ頃から独裁的になっていたのか? 主人公の秘書官が官邸スタッフになる前からなのか? たぶんそうなんたろう。 自分を客観視すること、人の意見に耳を貸すことは難しいけど大事なことだと改めて思った。 それと、記者の命がけの取材の部分はこちらもドキドキしながら読んだ。 骨太でおもしろく、考えさせられる話だった。
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3・11震災後の日本、首相の宮藤が原子力産業を中心にして、日本を再建しようという物語。主人公は、首相の右腕として官邸に入った白石と、新聞記者の神林。 印象に残った神林の言葉 「事故直後だけ大騒ぎした国民って、いったい何なんでしょうか。いまや原発の恐怖も忘れて、問題の本質を追求す...
3・11震災後の日本、首相の宮藤が原子力産業を中心にして、日本を再建しようという物語。主人公は、首相の右腕として官邸に入った白石と、新聞記者の神林。 印象に残った神林の言葉 「事故直後だけ大騒ぎした国民って、いったい何なんでしょうか。いまや原発の恐怖も忘れて、問題の本質を追求することすらうやむやにして、もっと豊かな生活を求める。挙句に宮藤のようなカリスマ的指導者が登場したら、何も考えないですべてを任せてしまう。~」 原発推進とカリスマ支持はフィクションだが、一般的に日本人の特徴は、その通りだと思う。問題意識を、それぞれが持たない限り、日本の政治は変わっていかないのかも、と感じてしまう。 政治家はどうして腐敗するのか、どうやって暴走するのかということも、この本のテーマだと感じた。非常に面白い視点だった。また、メディアは政治家の暴走を監視する役割を持つのだと言って、神林と上司の東條の活躍が描かれているが、それではメディアの暴走は誰が監視するのだろう。特に日本の国民の特性を考えると、これも難しい問題だと、改めて感じた。メディアを監視すべきは誰かと考えると、情報を受け取る一人一人だと思う。何も考えずに受け取るのなら、カリスマ支持の仕組みと同じになってしまう。
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