韓国の時代劇「宮廷女官チャングムの誓い」や「イ・サン」の監督が作った名作ドラマ。 身分の低い出でありながら、王の側室となり、後に名君となった王の母となった実在の女性。 詳しいことはわかっていないが、息子の育ちぶりから見て、賢い女性だったらしい。 ドラマでは、貧しい人のために組織を率いて戦い、罪に問われて死んだ男性の娘という設定。 宮廷に身を隠して掌楽院（チャンアグォン）の奴婢として育ち、監察府（カムチャルブ）の女官に抜擢される、 偶然の出会いから王に愛されて、承恩尚宮（スンウンサングン）となり、粛宗の側室に。 優しい王妃に信頼され、側室のヒビンが王妃を追い落とした後、王妃の名誉回復を図る。 ヒビンは有名な悪女だそうですが、華やかで綺麗です。 美女競演で衣装も素敵、トンイの清楚な美しさが光ります。 宮廷の派閥争いが絶えなかった激動の時代。 真っ直ぐな気性と知恵で戦い抜く様子がなんとも面白いんですよ。 チャングムで誠実な恋人を演じたチ・ジニが、育ちがよく威厳があり、でもちょっと世間知らずで、お茶目な所もある王様を好演。 トンイの兄代わりのチャ・チョンスの忠実さやアクションもいい。 トンイの父と信頼関係にあったソ・ヨンギさまも素敵です。

今ハマりまくっている『トンイ』のガイド本前編である。 同じ曜日に『イ　サン』がやっていて 両方見ていたのだけれど 『イ　サン』は悲しすぎて二週続けて見ていない。 （ますます悲しい話になるようだ） 『トンイ』も胸を締め付けられるドラマだけど トンイがとても気丈で何とか希望を持たせてもらっている。 好きな俳優さんの素顔の写真も魅力な一冊でした。