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なぜ君は絶望と闘えたのか
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なぜ君は絶望と闘えたのか
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商品レビュー
4.4
80件のお客様レビュー
本村さんの、特に公判初期の無念さがとても痛ましい。被害者視点のみで構成されているものの、アメリカまで取材に行った内容などから、死刑はもちろん命そのものについて考えさせられる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まず第一に、本村洋さん、他のご遺族の皆様が今、少しでも心穏やかに生活されていることを心から願っています。 そして何にも悪くないのに突然被害に遭われた弥生さん夕夏さんが穏やかに眠れていることも、心から祈ります。 「死刑がなければ、これほど皆さんがこの裁判の行方に注目してくれたでしょうか。死刑があるからこそ、F(加害者)は罪と向き合うことができるのです」と洋さんの言葉がこの本の全てだと思った。 最高裁(死刑判決)の前後で牧師さんに出会って変わったように見える、反省しているように見える言葉を言うようになったFの言葉は、本当に心からの言葉なのか、偽りの言葉なのか、読者としては判別がつかない。著者の門田さんとてもフラットに描写されていると思うし、門田さんもニュートラルに聞いているのだろう。
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本村さんは20代前半でこの事件に遭遇されたのか。その時の絶望は想像に耐えがたい。 この方の司法に対する被害者の権利に関する貢献は非常に大きい。尊敬いたします。
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