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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2010/07/25 |
JAN | 9784122053441 |
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3件のお客様レビュー
無名塾の舞台『俺たちは天使じゃない』を観てその役柄に惹き込まれて、もっと知りたいと思って手にとった本。夫婦の素晴らしさと、大切な人を失う悲しみを教えてもらった。素敵な夫婦。自分もこんな人生のパートナーを見つけたい。 「人間、生まれた以上、夢を忘れて現実だけになったら、面白くないと...
無名塾の舞台『俺たちは天使じゃない』を観てその役柄に惹き込まれて、もっと知りたいと思って手にとった本。夫婦の素晴らしさと、大切な人を失う悲しみを教えてもらった。素敵な夫婦。自分もこんな人生のパートナーを見つけたい。 「人間、生まれた以上、夢を忘れて現実だけになったら、面白くないと思いますよ。」という仲代さんの言葉を忘れたくない。
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※このレビューにはネタバレを含みます
俳優仲代達矢さんの自伝。奥さんである故・恭子さんとの話を軸に半生が語られる。 エーリッヒ・フロムは「愛とは与えること」と言った。言うは易し行うは難しで、なかなかできることではないけれど、それを体現したのが恭子さんだったのだと、この自伝から伝わってくる。 恭子さんは、仲代達矢さんとの結婚を期に女優を辞めたけれど、演じるという意味では、仲代達矢さんの妻という役を演じきったんだろう。それが彼女にとっての幸せだったのだと思う。 日常のなかで、なにかを演じるということは、あまりポジショブな語られかたをしないけれど、それが愛に基づいているならば、これほど美しいことはない。それも「与えること」の一部なのだから。 ★ひとこと 「私は恭子に問う。『生きるという仕事の目的は何だろう?』 彼女はこう答える。『幸せになることじゃないの!』 そして、『幸せになるという能力にたけた人間が、周りの人々を幸せにする』のだと付け加えるだろう。」
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著者の出演作に関するエピソードや俳優論などについて書かれたものと思って手に取ったのだが、妻を亡くした初老の男の述懐と思い出話だった……orz 彼の仕事観・役者論に興味があり、(申し訳ないが)亡き妻との思い出という個人の話は正直しんどかった。これは山崎努の『俳優のノートを』をイメー...
著者の出演作に関するエピソードや俳優論などについて書かれたものと思って手に取ったのだが、妻を亡くした初老の男の述懐と思い出話だった……orz 彼の仕事観・役者論に興味があり、(申し訳ないが)亡き妻との思い出という個人の話は正直しんどかった。これは山崎努の『俳優のノートを』をイメージして本書を選んだ私の誤りで、自分のようなものは仲代氏が著者ではないが『仲代達矢が語る 日本映画黄金時代』のほうを選べばよかったんだな。 ただ、若い頃に無名塾を受けたという自分の黒歴史(?)を思い出したのが幸いラッキーである(^^;
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