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空色勾玉 徳間文庫

荻原規子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 徳間書店
発売年月日 2010/06/03
JAN 9784198931667

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商品レビュー

3.8

229件のお客様レビュー

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2023/03/28

弥生時代

がっかりです。 作者は古事記や日本書紀など平安時代、奈良時代の読み物に精通していて、 これはその頃の文化風習が色濃く、 衣装や髪型こそ弥生時代初期の物ですが、采女や祭司の仕方、建物は全く平安時代です。 ただし表現力は作者がスケッチのように、文章で見たままを表現する練習をし...

がっかりです。 作者は古事記や日本書紀など平安時代、奈良時代の読み物に精通していて、 これはその頃の文化風習が色濃く、 衣装や髪型こそ弥生時代初期の物ですが、采女や祭司の仕方、建物は全く平安時代です。 ただし表現力は作者がスケッチのように、文章で見たままを表現する練習をしていただけあって、秀逸です。 解説が何もかも中国、韓国から伝来したと書いていましたが、全くでたらめなのは遺跡を見たら明らかです。たとえ良い作品でもこんな解説では作品が台無しです。

ほんよみ

2024/02/17

小学生の時に読んで、どハマリした小説。 自分が住んでいるこの日本で、古代に本当にこんなことがあったら…とロマンを感じていた。 大人になった今でもこの小説を読んだ当時のドキドキやワクワクを鮮明に覚えている

Posted by ブクログ

2023/08/18

記紀神話を題材にした大きな世界観に圧倒される思いがする。 照日王、月代王の姉弟神の総べる輝(かぐ)の国。 すべて文明の光の下に置かれ、整然としたところである。 一方、すべての命と水が帰っていく闇(くら)の国は、女神が治めている。 「父神」は、二つの国の中間にある豊橋原の郷に、二...

記紀神話を題材にした大きな世界観に圧倒される思いがする。 照日王、月代王の姉弟神の総べる輝(かぐ)の国。 すべて文明の光の下に置かれ、整然としたところである。 一方、すべての命と水が帰っていく闇(くら)の国は、女神が治めている。 「父神」は、二つの国の中間にある豊橋原の郷に、二人の御子を遣わし、女神との間に生まれた八百万の神々を殺し、統治下に置こうとする。 そんな中に巻き込まれていくのが本作の主人公、狭也だ。 闇の氏族で、水の乙女として闇の女神に仕える出自を知らないまま豊葦原で育ち、嬥歌の夜、真実を知る。 その晩、遠征に来ていた月代王に見初められ、狭也は采女として宮中に召し出される。 宮中で、彼女は水の乙女とは、神器である大蛇の剣を鎮める役割であると知ることになる。 そして、二神にとって「できそこないの弟」として幽閉されていた稚羽矢を連れて宮中を脱出し、闇の氏族と合流し、やがて戦乱が起こっていく。 主人公の狭也がいい。 年齢相応に、直情的に行動する。 その感情のなんとみずみずしいことか。 そして彼女は失敗し、自分の浅慮を悔やみながら成長していく。 稚羽矢とのつながりを何度も見失いかけるが、その都度、必死に再び結びなおそうと立ち上がる。 悩みながらも進んでいく彼女の強さにいつのまにか捕らえられている。 狭也と関わることにより、稚羽矢にも大きな変化が起こる。 不死であり、人間的な感覚や感情を持っていない稚羽矢が、人間のように成長し、やがて死ぬ身となることを自ら選んだのも説得力があった。 面白いのは、記紀ではイザナミが恐ろしいものとして扱われているのに、この物語ではむしろすべてを抱きとめる包容力と慈悲を体現する存在として出てくるところ。 闇の氏族の語り部、岩姫と並んで、忘れがたいキャラクターだ。

Posted by ブクログ

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