ビル・ゲイツの父の著作。日本では、この一冊しか出していないのである意味、貴重な本です。ビル・ゲイツがこういう育て方をされたのかということを垣間しることができました。 さて、なぜ垣間しか知れなかったのか？それは主にビルゲイツ父の視点で話が進み、あの有名なビルゲイツの生き様を父の視点で語るという本ではないからです。息子の一人としての話としてしか登場しません。 ■友人を大切にする あなたには何人友人がいますか？友人は少なくていいというミニマリスト的な考え方もあります。わたしは全くマメではないのでそのメリットはよく分かります。しかし本書を読むと友人と大事な時間を過ごすことの大切さにも気づくことができます。自分にとっては友人でも息子にとっては社会人の先輩。社会人としての色々な視点を学ぶことができるんです。子供をシャッフルして別の親と夕飯をとるのは、大人と話す素晴らしい練習の機会です。では、自分の友人たちと実現できるかとい考えると可能性は低いと思ってしまうのが悲しい限り。 ■隣人を助ける アメリカ人は親切の幅が人によってかなり大きい気がします。隣人を助ける精神の方は週末ごとに自分のコミュニティ活動を通してボランティアなど熱心にされているイメージがあります。著者は隣人を助ける精神が旺盛な方で息子のビルゲイツ財団の活動を熱心にやっていました。その活動についてページを割かれています。なお、アメリカでは奉仕団体の主力メンバーはシニアだそうです。 ■長く生きていると色々な経験をする その経験を他の人に影響を与えられるような高い段階で得るにはどうするか？例えばボランティアであっても活躍する人にならないといけないと感じました。ビルゲイツ母のメアリーのように、それがボランティアであっても全力で行うことで道が開けるのかなという考えが浮かびました。

2020年8月2日 ちょっと打ちのめされてしまった。 ボランティアの大切さ、家族とのゲーム、力一杯の労働、他の家族との共同生活。 どれも自分は我が子にしてあげてなかった。 豊かな経験が人生を濃いものにするのだろう。 もう遅いかと思い、沈みそうになったが、シニアは優しい。 これからの希望についても多くを語ってくれた。 家族、友人、社会貢献 今からできることを考えていこう。 そして動き出したい。

人生において大切な事を、ビルゲイツの父が語っている本。すごいなと思ったのは、3人の子供が全員非常に成功していると言うこと。これは子供たちの資質もあると思うけどどういう環境で育った家っていうのはかなり大きいと思っていてそのうちの要因としてこのビルゲイツのお父さんとお母さんの育て方っていうのが大きかったのであろうと思う。そういった意味でも人が成長する環境やどういう思考回路を持っていたりとか、