店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
4/29(月)~5/4(土)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2011/03/08 |
JAN | 9784309410067 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
4/29(月)~5/4(土)
- 書籍
- 文庫
ひとり日和
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ひとり日和
¥220
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.3
145件のお客様レビュー
高校を卒業したばかり、自分の何者でも無さにつまづき、せつない別れをいくつか経験し、傷つき、それでもこれから自分の人生を作っていかないといけない、そんな期間の物語です。 吟子さんとのやりとりの中で主人公は成長し、前を向かないと、と頑張ります。 みずみずしい感受性で描かれた、どこ...
高校を卒業したばかり、自分の何者でも無さにつまづき、せつない別れをいくつか経験し、傷つき、それでもこれから自分の人生を作っていかないといけない、そんな期間の物語です。 吟子さんとのやりとりの中で主人公は成長し、前を向かないと、と頑張ります。 みずみずしい感受性で描かれた、どこか懐かしい青春小説です。
Posted by
『ひとり日和』と『出発』の2篇。 ひとり日和 生きること、歳を取ること、いろいろな人と別れそして出会い関わっていくこと、それらによって自分が変化していくこと。 おばあさんと暮らす1年間の知寿の変化に、少し切なく少し前向きな気持ちになりました。生きていれば出会いも別れもあるんだよね...
『ひとり日和』と『出発』の2篇。 ひとり日和 生きること、歳を取ること、いろいろな人と別れそして出会い関わっていくこと、それらによって自分が変化していくこと。 おばあさんと暮らす1年間の知寿の変化に、少し切なく少し前向きな気持ちになりました。生きていれば出会いも別れもあるんだよねぇ。複雑な気持ち。 とても味のあるおばあさんで、こういう人いそう!と思ったし、本当に知っている人の話を読んているみたいな気持ちになった。実際、親とかおばあちゃんとかって、嫌だったり恥ずかしかったり鬱陶しいこともあるけど、急にドキッとするような物言いする時があるよね。 出発 仕事を辞めることを決意した主人公とまわりの人々。登場人物たちのやりとりや主人公の内面が面白く、とても好きな雰囲気だった。主人公の、覇気がなさそうに見えて自分なりに色々考えてる感じとか、なんやかんや優しそうなところとかが良いなと思った。お話が唐突に終わったことにびっくりした。 野崎歓さんの解説でこの小説の理解が深まり好き度が増しました。こんな風に小説を味わえる人間になりたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
相談をするとか、寄り添って抱きしめるとかではなく、むしろほとんど干渉せず同じ家で生活をしているだけ。直接的な描写はほとんどないのに吟子さんの温かさが感じられる。多分それを感じたのは知寿だけではなく、今までこの家に居候してきた少年少女たちも同じで、そんな彼ら彼女らを何人も見送って吟子さんは今もそこで静かに暮らしている。お年寄りという人生の先輩の大きさ、懐の深さ、安心感。
Posted by