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スカーペッタ(下) 講談社文庫

パトリシアコーンウェル【著】, 池田真紀子【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2009/12/26
JAN 9784062765312

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商品レビュー

3.3

20件のお客様レビュー

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2022/12/12

次第に犯人やその手口が解明され、さらに驚きの展開になって、最後までハラハラしながら読みました。 あまりに犯人が邪悪なので背筋が寒くなりましたが、やはり手に汗握るような展開が面白いし好きです。 それにシリーズ物は、それぞれの登場人物の関係性や私生活の変化も気になるので、他の作品も読...

次第に犯人やその手口が解明され、さらに驚きの展開になって、最後までハラハラしながら読みました。 あまりに犯人が邪悪なので背筋が寒くなりましたが、やはり手に汗握るような展開が面白いし好きです。 それにシリーズ物は、それぞれの登場人物の関係性や私生活の変化も気になるので、他の作品も読み進めていきたいです。

Posted by ブクログ

2018/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリーの頂点とは思わないけれど、シリーズの中では面白かった方なのは確か。 それは作品自体の力なのか、訳者が変わったからなのかはわからないけれど。 いつもイライラして怒りっぽいケイの、気分の乱高下がなかったので大変読みやすく、最後にとってつけたように犯人を割り出すのではなく、最初から謎と謎を繋ぐものとして存在していたのもよかった。というか、日本のミステリなら当たり前だと思うんだけど。 不信感と軽蔑と怒りに満ち満ちていた彼らの関係は、落ち着くところに落ち着いた。 何事もなかったかのように再び関係を紡いでいるけれど、マリーノの起こした一件は、彼ら全員に自省の機会を与え、それぞれに苦しんだことが分かるから、今まで以上の絆になるのではないかと思われる。期待を込めて。 ただ気になることは、彼らの絆が強すぎて独善的になる危険がないとは言えないこと。 彼らが好きになれない人物は、たいてい善くない人物ということに分類される。一方的に。 以前までは、唯一知識階級ではないマリーノが、彼らから一段低く見られ、結果絶望したマリーノが道を踏み外しかけた。 高度な知識と技術を誇りながら、しばしば論理的ではない言動が多いんだよね。全体的にみんな。 さて、不可解なのが、マリーノの一件があったからケイとベントンが結婚したと言っていたけど、結婚の事実を知ってマリーノがやけになったんじゃなかったっけ? そして、ルーシーの頭に巣食っているはずの腫瘍はどうなった? 一時期それのせいでやさぐれていたはずだけど、今回頭を撃たれた際に、誰もそこに言及しないのは不自然ではないか。 もしかしていつの間にか治っていたのか? 突っ込みどころはまああるけれど、この路線で進んでくれるなら、先を読み続けることはできる。

Posted by ブクログ

2017/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんかシリーズ1冊目の緊張感を彷彿とさせられた。 「異邦人」からあまり間を置かずに読んだのが良かったこともあるけど、「異邦人」でバラバラになってしまったかと思われた彼等が、一つのチームのように連携しているのを見られて少し胸が熱くなった。 事件もさる事ながら、人間関係がいつもながら心配させられる。最後まで眠気と戦いながら呼んでたけどあの瞬間眠気が吹っ飛んだ。一瞬、もう読み続けるのやめようかとしばらく本閉じてかんがえてしまったくらい。でもいてもたってもいられず結局読みましたけどね。そして読んで良かったと心から思います。ルーシー…

Posted by ブクログ

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