1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

海の都の物語(2) ヴェネツィア共和国の一千年 新潮文庫

塩野七生【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥506

¥220 定価より286円(56%)おトク

獲得ポイント2P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/28(日)~5/3(金)

商品詳細

内容紹介 宗教の排除と政治のプロの育成に重点をおき、強力な統治能力を発揮した内政にも裏打ちされた「ヴェネツィア株式会社」の真髄を描き出す。なぜヴェネツィアだけが長命を保ちえたのか。無名の、しかし政治・経済のプロであった男たちの、毅然たる生き様を描く。
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/05/28
JAN 9784101181332

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/28(日)~5/3(金)

海の都の物語(2)

¥220

商品レビュー

4.3

31件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヴェニスの商人と共和制の確立。 どちらも海洋国家を維持し、守るための要素。資源を持たない国の姿は今の日本に重なるような気がする。

Posted by ブクログ

2023/09/06

中世においてさえ、キリスト教の教義よりも自国の利益を優先させていたヴェネツィアだが、トランプ大統領の“アメリカ・ファースト”みたいな傲慢さが感じられないのは、資源に乏しく人口も十分でない中、生き残る為には大国相手の外交努力を怠らず、いざ戦争となったら、国を挙げて戦わざるを得なかっ...

中世においてさえ、キリスト教の教義よりも自国の利益を優先させていたヴェネツィアだが、トランプ大統領の“アメリカ・ファースト”みたいな傲慢さが感じられないのは、資源に乏しく人口も十分でない中、生き残る為には大国相手の外交努力を怠らず、いざ戦争となったら、国を挙げて戦わざるを得なかったから、か。

Posted by ブクログ

2023/04/24

本書ではヴェネツィアの経済と政治について焦点が当てられています。前半はヴェニスの商人の姿について、シェークスピア作品に出てくるものとはずいぶん違う合理的な仕組みを構築していた姿がわかります。大きなカギは今風にいえばリスクヘッジということでしょうか。ヴェネツィアは経済面でこの技術に...

本書ではヴェネツィアの経済と政治について焦点が当てられています。前半はヴェニスの商人の姿について、シェークスピア作品に出てくるものとはずいぶん違う合理的な仕組みを構築していた姿がわかります。大きなカギは今風にいえばリスクヘッジということでしょうか。ヴェネツィアは経済面でこの技術にとても優れていたのだという印象を受けました。 また後半では、政治について記載がされていて、特に1297年に行われた当時の元首ピエトロ・グラデニーゴによる政体改革が今後のヴェネツィアを長命に導くきっかけになったとして紹介されています。この政体改革では権力の相互監視と権力の集中と分散の微妙なバランスが実現していますが、これは今の世界を見渡しても確かに塩野氏の言うように「いかに実害を少なくするか」という面に焦点を当てた仕組みといえそうです。本書の読了後に思ったのは、資源のない国の政治経済のあり方についてずいぶん日本にも示唆があるじゃないか、ということを塩野氏は暗に述べている気がしました。本書もお勧めです。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品