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ファンドレイジングが社会を変える 非営利の資金調達を成功させるための原則

鵜尾雅隆【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三一書房
発売年月日 2009/04/04
JAN 9784380082177

ファンドレイジングが社会を変える

¥110

商品レビュー

4

14件のお客様レビュー

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2022/01/10

読了しました。 ■なぜ手に取ったのか 地域活動のため非営利組織に所属・活動しており、よく資金調達について議論されるものの、具体的な考え方実践に繋がらないと悩んでいたので 手にした本です。 ■何が語られていたのか 「ファンドレイジング」とは社会から寄付・会費を募る (事業資金...

読了しました。 ■なぜ手に取ったのか 地域活動のため非営利組織に所属・活動しており、よく資金調達について議論されるものの、具体的な考え方実践に繋がらないと悩んでいたので 手にした本です。 ■何が語られていたのか 「ファンドレイジング」とは社会から寄付・会費を募る (事業資金調達)ため手段ことを言います。 最近、定着しつつあるクラウドファンディングもその一つです。 著者は、初めに寄付の文化、特に日本における状況について、 大きく取り上げています。 日本では寄付文化がないと思われていますが、そうではありません。 身近なもので言えば赤い羽根の共同募金なんかがありますよね。 もっといえば昔から神社、お寺、橋を作る、直すために貴族、豪族だけではなく地域住民が資金を出し合って公共のモノや仕組みを構築する。 意外と身近にある存在です。 欧米と違って日本は、寄付したことを声高らかに発表するとか、日々の行動として定着してません。それは日本特有の「言わない事が美徳」であるいった考え方について著者は論じます。 少子高齢化、個人主義の傾向が強くなる現代社会において、行政や企業だけでは獲得し得ない公共資産、幸福な経験・行事の必要性が高まると言われています。 その資金として寄付が必要であり、寄付をすることにより著作名のとおり「社会を変える」まさに社会投資であるということが語られていました。 ■何を学んだのか 著作では、概念だけではなく「7つの原則、7つのステップ、15の技」として、より具体的な取り組みの仕方が記述されております。 内容はリアルで、これまで取り組まれたベストプラクティスが詰まってる感じしました。。 そして一つ一つは、そんなにハードルが高くないのですが、俯瞰的に寄付を集めるための施策が構築されています。 具体的な、「動き」として実践できる手法について学べました。 ■どう活かすのか 寄付について、「ファンドレイジング」というメソッドとして高次化がなされ、その取り組む意義や、頭でっかちだけでなく実践としての取り組めるようにまとめられており、私の所属している非営利活動で取り組んでいこうという気持ちにせてくれる本でした。 ■どんな人にお勧めなのか あらゆる組織において寄付で資金調達を考えている方、また企業における、コーズリレーテッドマーケティングを考えられている方、クラウドファンディングをしようとしている、実施済みの方にお勧めの本です。

Posted by ブクログ

2014/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ファンドレイジングについての入門書・・・いや,啓発書 かな? 得るものがなかったわけではないが,「こういう手法を採用することによってこのような成果が上がった」的な実例の紹介が乏しく,かなり残念だった。 私は複数のNGO・NPOに継続的に寄付をしているのだが,頻繁にお礼や報告があり,「こんなものを作って送る労力や経費を本来の活動に振り向けてほしい」と苛立たしく感じるのが常だった。 この本を読むと,そのような報告の重要性が説かれており,「だからこんなふうに,うるさいくらいに連絡してくるのか。私の感じ方が世間とズレているらしい。」と理解できたのが有益であった。(「そんなことより本来の活動を」という思いは変わらないが)

Posted by ブクログ

2014/01/02

ファンドレイジング(資金調達)を体系的に紹介した本。 ファンドレイジングは単なる資金集めの手段ではなく、 社会を変えていく手段で、 施しをお願いする手段ではなく、 社会に「共感」してもらい、自らの団体のもつ解決策を 理解してもらう行為である。 日本はまだまだファンドレイジング...

ファンドレイジング(資金調達)を体系的に紹介した本。 ファンドレイジングは単なる資金集めの手段ではなく、 社会を変えていく手段で、 施しをお願いする手段ではなく、 社会に「共感」してもらい、自らの団体のもつ解決策を 理解してもらう行為である。 日本はまだまだファンドレイジングの考え方が 広まっていないが、適切なやり方をすれば、 これから大きな可能性を秘めている。 自分の中での考え方が 変わったとともに、その変わった考え方ベースであれば、 今後どのようなことを自分の団体ですべきか、分かった。 まずは、ファンドレイザーの資格を取る。 ☆Key Point ・日本は釣り銭型寄付が主流だが、欧米は社会変革型寄付が主流。 *社会変革型寄付とは、"未来への投資"と思える(寄付したあとの変化を見ていきたいと思わせる)寄付。 ある一定額における「変化」のイメージをしっかりと説明出来ることが重要な要素と成る。→寄付者に成功体験が生まれやすい。 ・米国の大手NPO事務局長クラスの年収は2,000万円程度、日本の平均的なNPOスタッフの平均年収は150万円前後。 ・ファンドレイジングの基本セットは、「夢」+「物語」+「場」だ。 ・メッセージの3階層化=「活動受益者の変化」→「団体の事業分野、地域社会に及ぼす変化」→「国、行政、日本社会、日本人の価値観に及ぼす変化」 ・寄付の理由;あいうえお(愛・粋・内輪・縁・恩返し/面白さ) ・ACTION フレームワーク(メッセージ出しの考え方) (1)Attention;相手の「共感」を得る仕掛け (2)Change;団体が引き起こす変化のイメージ (3)Trust;信頼性を補完する情報 (4)Imagination;右脳を刺激するストーリー (5)Only One;新しい取り組みという印象づけ (6)Network;他の団体との繋がり

Posted by ブクログ

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