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しあわせのねだん 新潮文庫

角田光代【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2009/02/28
JAN 9784101058252

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しあわせのねだん

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商品レビュー

3.8

111件のお客様レビュー

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2024/04/04

これならいくら使えるっていうのは人それぞれ違っていて、小さな金額でとても満足できる時や、逆もある。本当に必要な自分の心のエネルギーになるお金の使い方をしたい。

Posted by ブクログ

2024/04/04

やっぱり、角田光代の書く文章が好きだ。選ぶ言葉が好きだ。キュートで可笑しくて"そのまま"で、読んでいてなんだかとってもうれしくなった。他のエッセイももっと読みたいな。 「なににお金を費やしたかということが、その人を形成する」、「中身が何にもない人にはなりたく...

やっぱり、角田光代の書く文章が好きだ。選ぶ言葉が好きだ。キュートで可笑しくて"そのまま"で、読んでいてなんだかとってもうれしくなった。他のエッセイももっと読みたいな。 「なににお金を費やしたかということが、その人を形成する」、「中身が何にもない人にはなりたくないよね」的なことを最後におっしゃっているのにめちゃくちゃ共感した。個人的に最近ずっと考えていた、"お金とは何か"の答え合わせが少しできた気がした。ありがとう角田光代さん。

Posted by ブクログ

2024/04/03

角田光代さんの作品を読んだのは、数時間前に読了した『八日目の蝉』に次いで3冊目となりました。 最初に読んだ『さがしもの』がとても良かったので、角田さんの作品を読み進めようと決め、『八日目の蝉』と本書『しあわせのねだん』を併読していました。 本書は、お金に関するエッセイ23篇と...

角田光代さんの作品を読んだのは、数時間前に読了した『八日目の蝉』に次いで3冊目となりました。 最初に読んだ『さがしもの』がとても良かったので、角田さんの作品を読み進めようと決め、『八日目の蝉』と本書『しあわせのねだん』を併読していました。 本書は、お金に関するエッセイ23篇とあとがき2編から構成されています。 『対岸の彼女』で直木賞を受賞され、5年もの歳月をかけて『源氏物語』の現代訳にも取り組まれた作家さんとは思えない?ユニークな作品が多く収録されており、また、ご自身の(全部ではないにしろ)あからさまな姿も描写されていて、とても楽しむことが出来ました。 と同時に、併読していた『八日目の蝉』を書いたのも同じ作家さんなんだよな、というちょっと不思議というか変な感覚にも襲われました。(勿論、冷静に考えれば不思議でも何でもないのですが) 本書に収録されているエッセイは、全て面白く読むことが出来ましたが、とりわけ、「100%感動する名作!」と帯に書かれていたとおり、角田さんと母親の旅行を題材とした『記憶 9800×2』は秀抜でした。 別の小説家さんの作品ですが、氷室冴子さんの『冴子の母娘草』(本書と同じぐらい面白くお薦めです)を思い出しました。 母親と娘が織りなす珍道中(涙もありますが)に間違いはないようですね。 他の小説家さんのエッセイとしては、三浦しおんさんの『のっけから失礼します』を読んでいますが、本当にどの作品も面白く、楽しませてくれます。 小説家さんの才能と、作品への精励には頭が下がります。

Posted by ブクログ

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