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ラスト・スマイル なぎさの媚薬 7 小学館文庫

重松清【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2008/12/04
JAN 9784094083361

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商品レビュー

3.7

6件のお客様レビュー

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2019/07/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

重松清の堪能小説7 売れないフリーライターが噂のなぎさを探して回る。そしてユリと巡り会い、若い時に離婚し離れ離れになった娘のあゆみがAV女優になっていたこと、そして死んだことを知る。自分の過去の過ちと後悔に苛まれる章はなぎさと会う。 よりによって最悪な過去に戻りあゆみに会い少しは懺悔しただろうか。 現実に戻った章はあゆみの無事を知る。 最後の記者会見は、背筋に寒気するほど感動しました。 やっぱり、重松清。

Posted by ブクログ

2015/09/05

このシリーズでは初めてウルッとした。 前2作が記憶の彼方にしまうにはまだまだ新しい事件をモチーフにしており、非常に陰惨で痛々しかったのに比べて、本作はフィクショナルなファンタジー性があるストーリーで、まだ救いが感じられた。 小説よりも悲惨な事件が後を絶えないだけに、せめて創作の中...

このシリーズでは初めてウルッとした。 前2作が記憶の彼方にしまうにはまだまだ新しい事件をモチーフにしており、非常に陰惨で痛々しかったのに比べて、本作はフィクショナルなファンタジー性があるストーリーで、まだ救いが感じられた。 小説よりも悲惨な事件が後を絶えないだけに、せめて創作の中くらいは「そして、幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし。」で終わりにして欲しいというのがここ最近の気分。

Posted by ブクログ

2015/01/25

若い頃に別れた娘がAV女優になった後、自殺で生涯を終えたことを知った週刊誌記者の章。愛する人の人生を変えるため、街で噂のなぎさを探す。異色の官能シリーズ第7弾。 家庭と仕事の両立は難しい。仕事のストレスを家で吐き出すことは最低だが、苦しみを理解してくれる家族であれば甘えてしまう。...

若い頃に別れた娘がAV女優になった後、自殺で生涯を終えたことを知った週刊誌記者の章。愛する人の人生を変えるため、街で噂のなぎさを探す。異色の官能シリーズ第7弾。 家庭と仕事の両立は難しい。仕事のストレスを家で吐き出すことは最低だが、苦しみを理解してくれる家族であれば甘えてしまう。だからこそ、ラストの記者会見のシーンは奥が深い。

Posted by ブクログ

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