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粘膜人間 角川ホラー文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2008/10/24 |
JAN | 9784043913015 |
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粘膜人間
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商品レビュー
3.3
172件のお客様レビュー
グロテスクとホラーが混ざった作品 戦時中の排他的社会と非国民は人ではないといった人間のおどろおどろしいところもえがいている もちろんゴア描写はお墨付き、 生々しいけどファンタジー感強めなのが自分にはあまり合わなかった
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非現実的な登場人物だけど、描写が鮮明で、過激で、安易に場面が想像できてしまった。少し顔を顰めてしまうくらいの"リアルさ"。脳内で、本の内容が終始鮮明に映像化された、一つのホラー・サスペンス映画を見たような感覚に陥った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
エログロな世界観の話を読むことはあまり無いので、新鮮だった。 ○良かったところ ・2章の虐殺幻視。清美のキャラが立っていてとても良い。「髑髏」を打たれた後の幻覚に深層意識が現れていたことが、終盤に判明してくるところは、読み応えがあった。幻覚の中でも、強い精神性や決意が垣間見られるので、どういう人間かがよく描写されていたと思う。清美という人間の解像度だけやけに高い。実兄との関係についての記憶が蘇るシーンも非常に良い。(中学生で豊満な肉体、拷問により廃人、そして近親相姦という設定で出版できる事に驚いた) ・溝口一家がちゃんと全員死んだところ。わりと淡白に死んだので、作者のお気に入り度の差かな?と感じた。気合いの入り方が全然違う。(作者は清美が1番好き…だよね?) ・いまいちだったところ ○ベカやんの素性が少し分かりにくかった。活躍もいまいち。もう少しストーリーに食い込んでくるかと思った。銃を手に入れるための道具になってるような…。 ○清美のラストでは憲兵が来て捕まったか自殺したかだと思ったけど、3章では少佐や少尉が清美の家に来て清美の情報を探してる感じになっていて、時系列がわからなかったのと、結局どうなったのかがわからなかった。読者に任せるなら2章のラストで良かったと思う。 ○河童と雷太の対決で〆たこと ○ 雷太が暴力装置のまま話が終わるので、ここの読後感があまりよくなかった。 ○雷太の設定。小学生で195センチ、105キロではもう刃牙の世界だと思った。対河童兄弟戦でも花山薫みたいだし。ちょっと盛りすぎでは…。 まとめると、2章はかなり気に入りました。星5です。その他の章で(-1ずつ) 拷問の描写は趣味全開だなと思ったけど、全体的に文章が良くて、グロシーンでも読んでて吐き気を催す感じは無かった。よくわからないけどこれはすごい。 ホラーというジャンルか少し疑問だけど、楽しく読めた。
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