1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

七つの人形の恋物語 角川文庫

ポールギャリコ【著】, 矢川澄子【訳】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥565

¥220 定価より345円(61%)おトク

獲得ポイント2P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/20(土)~4/25(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/角川グループパブリッシング
発売年月日 2008/08/22
JAN 9784042404040

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/20(土)~4/25(木)

七つの人形の恋物語

¥220

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.5

39件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/01/26

(あらすじ) 身寄りがなく、役者になるのを夢見てパリにやってきた少女ムーシュは、劇団から解雇され失意のうちに川に飛びこもうとした所、赤毛の人形に声をかけられ命拾いする。そこにいた7人の人形達とムーシュはすぐに仲良くなり、一座の興業に同行する事になる。 一座には人形達の他にギター...

(あらすじ) 身寄りがなく、役者になるのを夢見てパリにやってきた少女ムーシュは、劇団から解雇され失意のうちに川に飛びこもうとした所、赤毛の人形に声をかけられ命拾いする。そこにいた7人の人形達とムーシュはすぐに仲良くなり、一座の興業に同行する事になる。 一座には人形達の他にギター奏者兼運転手兼雑役係の黒人ゴーロと座長である人形使いのキャプテン・コックがいた。コックは見掛けが醜く恐ろしいだけでなく、高圧的で意地悪だった。ムーシュは夜はコックから酷い扱いを受けるものの朝は人形達に親切にされ、人形達を本当に生きてる者のように好きになる。 ムーシュが興業に同行して1年ほど経った頃、別の興業で来ていた軽業師の青年と親しくなった事で、それまでの関係に変化が出てきて… ーーーーーーーーーーーーーーーー ポール・ギャリコの『さすらいのジェニー』はネコ好きには面白い内容だった。『雪のひとひら』はきれいすぎて…なんだかな…という感じだった。 本書に併載されてる『スノーグース』は醜い男と純真な少女の淡い恋物語で、なかなかいいお話だった。 表題作も同様に醜い男と純真な少女…なのだけど、男のほうが一癖も二癖もあって、それを補うように人形達の存在があって…それ故余計の面白く読めた。7つの人形達それぞれも個性的で魅力がある。素敵なおとぎ話だと思う。

Posted by ブクログ

2021/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

二編の中編からなる小説集。大人の童話です。 「スノーグース」 エセックスの海岸にある大沼の燈台小屋に住みついたからだの不具な孤独な男フィリップ・ラヤダー。 ラヤダーが世話をしている雁であるスノーグース。 12歳にもならぬ少女のフリスの物語です。 フリスとラヤダーは傷ついたスノーグースの世話を通して心が通うようになりますが、ラヤダーはダンケルクの兵士を助ける為にフリスを残して行ってしまい、戻ってくることはありませんでした。 スノーグースがラヤダが二度と戻らないことを知らせるために少女のところへ帰ってきます。 とても切なさを感じるお話でした。 訳者の矢川澄子さんは、ギャリコの特徴であるその初々しいまでの清冽な抒情性を語っています。この作品は1941年の発表当時、ベストセラーとなりこの一作でポール・ギャリコの名は国際的にゆるぎないものになったそうです。 「七つの人形の恋物語」 私は知りませんでしたが、ミュージカル映画「リリー」の原作だそうです。 パリのセーヌ河で、身投げをしようと思っていたお金も仕事もない孤独な少女ムーシュは蠅(ムーシュ)と呼ばれる少女でした。 自分たちで言葉を話す七つの人形の一座と出会い旅をして人気者になっていきます。 ただ、座長のキャプテン・コックだけはどうしても好きになれず、なぐさみ者として夜になるとひどい扱いを受けます。 そんな時人形たちが朝になるととびきりやさしく親切な言葉を口々にかけてくれます。 そして、ムーシュに結婚を申し込む若い男が現れて、ムーシュは旅の一座から出て行こうとしますが、ムーシュは七つの人形たちを置いて出ていけるのか…。 そして、人形たちも反乱を起こします。 ムーシュの大嫌いなキャプテン・コックにはもうひとつの顔があったのです。 ムーシュは、その事に気づいてしまいました。 二人の間に芽生えた、深く純粋な愛の物語です。 人形たちのムーシュにかける声がとてもあたたかく、本当にどこからかにぎやかなお喋りが、聴こえてきそうな気がしました。キャプテン・コックのずっと見えなかった真の姿に泣かされました。

Posted by ブクログ

2020/11/08

痛々しくて、絶望的な状況なのに、そこからあまりにも優しい物に包まれる物語。 ミュージカル リリーの原作で、辛いけど好きな作品。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品