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経済学という教養 ちくま文庫

稲葉振一郎【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2008/07/11
JAN 9784480424624

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経済学という教養

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商品レビュー

3.6

8件のお客様レビュー

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2019/04/03

本書のテーマは、著者自身によって「素人の、素人による、素人のための経済学入門」と規定されています。その一方で、「あとがき」には、「「マルクス主義」を野辺送りにし、「近代経済学」を肯定し、その上で自由主義と左翼ラディカリズム、そしてポストモダンへの、自分なりのスタンスを定められたよ...

本書のテーマは、著者自身によって「素人の、素人による、素人のための経済学入門」と規定されています。その一方で、「あとがき」には、「「マルクス主義」を野辺送りにし、「近代経済学」を肯定し、その上で自由主義と左翼ラディカリズム、そしてポストモダンへの、自分なりのスタンスを定められたように思います」と述べられているように、マルクス経済学という不良債権を処理し、その思想的遺産のなかに引き継ぐべきものとしてなにがのこされているのかということを見定める試みともなっています。 小泉内閣における「構造改革」が人びとのが大きな共感を呼び、金子勝を中心とする左派の経済学者たちの批判を鈍らせることになった理由となった「モラリズム」についての考察は、興味深く読みました。ただ、本書が経済思想に焦点を当てた入門書であることを鑑みれば、「モラリズム」の思想的な系譜についてもうすこし立ち入って解説してほしかったという気がします。 マルクス経済学を学んだ読者が新たに近代経済学を学ぶための入門書としては、優れた導入になっていると思いますが、そうした読者がどの程度いるものなのか、よくわかりません。

Posted by ブクログ

2018/07/30

稲葉振一郎先生の新刊が出るので再読。「経済学という教養」についてあれこれと書かれている本だが、今から読むにはかなり厳しい本である。第一に、経済学入門としては、あまり筋がいい本とは言えず、これを主流派の経済学入門とするには、かなり厳しい。第二に、元はwebの連載をまとめたもので仕方...

稲葉振一郎先生の新刊が出るので再読。「経済学という教養」についてあれこれと書かれている本だが、今から読むにはかなり厳しい本である。第一に、経済学入門としては、あまり筋がいい本とは言えず、これを主流派の経済学入門とするには、かなり厳しい。第二に、元はwebの連載をまとめたもので仕方ないかもしれないが、総花的でどうも纏まりが良くない。稲葉先生の「勉強ノートを公開してみた」という感じで、要点が整理されておらず、闇鍋みたいな経済学教養本。賛否で云うと否の割合が個人的に高い。 マルクス経済学について書いた部分をバッサリ切って、もっと主流派経済学について書くべきだったのでは?これだと「(マルクス)経済学という教養」要素の方が大きい。マルクス経済学の歴史について延々と書かれている第七章は正直なところ読み進めるのに苦労した。(その辺りの知識はなかったので大変勉強にはなったが)リフレ政策を推奨している部分も、アベノミクスがリフレ派の云うところの「財務省リフレ」(金融緩和+緊縮財政)へと変容し、黄昏を迎えているので今となっては懐かしい。稲葉先生にはアフター・リフレーションを踏まえた本をこの本の続編として書いて欲しいところである。 評点: 6点 / 10点

Posted by ブクログ

2015/09/05

素人の素人による素人のための経済学入門書。実物的ケインジアンと貨幣的ケインジアンの分類などが印象に残った。あと作者は素人じゃないと思う。以下に詳しい感想が有ります。http://takeshi3017.chu.jp/file6/naiyou22901.html

Posted by ブクログ

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