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たとえば、銀河がどら焼きだったら? 宇宙比較講座

布施哲治【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本評論社
発売年月日 2008/07/15
JAN 9784535784857

たとえば、銀河がどら焼きだったら?

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商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2021/06/27

 すばる望遠鏡のある国立天文台ハワイ観測所の広報担当研究員の著者による、宇宙や地球の話。中高生向けの本、という感じで、1つのテーマは見開き1ページで完結し、文字も少なめで、柔らかいタッチのイラストがある。天体や宇宙に関わる大きさ、距離、数、時間が、どら焼きやリンゴ、ビー玉など、イ...

 すばる望遠鏡のある国立天文台ハワイ観測所の広報担当研究員の著者による、宇宙や地球の話。中高生向けの本、という感じで、1つのテーマは見開き1ページで完結し、文字も少なめで、柔らかいタッチのイラストがある。天体や宇宙に関わる大きさ、距離、数、時間が、どら焼きやリンゴ、ビー玉など、イメージしやすいものに置き換えられて、解説されている。  話は分かりやすいのだろうけど、やっぱり理科が苦手なおれには、ちょっと難しいと思うこともあったし、結局何が何だか想像できないものも結構あった。2006年9月時点で「もっとも遠い銀河の世界記録」は約128憶8260光年かなた(p.110)、とか「宇宙が始まってから一〇のマイナス四四乗秒から一〇のマイナス三三乗秒までのごくわずかなあいだに、宇宙空間が何十桁にふくれあがったという理論」(p.121)とか言われても、???という感じだった。ちなみにp.121で紹介された、この「インフレーション理論」については、次のページで明らかになるが、三分間で宇宙を構成する基本的な粒子が作られた、ということなのだそうだ。なんか宇宙って極端、っていうか、凡人の知覚、想像できるスケールを超えていることが実感できた。でもそういうものを地球にいる一人間が、確かめる術があるのか、という方がすごいと思う。「重力がレンズのような役割を果す効果がある」(p.114)とか、宇宙空間の温度が測定できる(pp.118-9)トカ、よくそんなことできるなあと思う。すばる望遠鏡の分解能は、「富士山の山頂に置いた五円玉の穴が東京から見分けられる」(p.55)くらいのものなんだそうだ。すごい。そして、撮影した画像を保存するとものすごくデータを食うので、「すばる望遠鏡では大容量データ管理システムを構築している。デジタルデータの保存も、一つの研究分野」(p.59)なのだそうだ。それは意外。  面白いと思った事実は、まず「スペースシャトルや国際宇宙ステーションが集会する高度三〇〇~五〇〇kmでも、ごくわずかだがまだ大気は存在する。大気との衝突により宇宙ステーションの高度が徐々に下がると、ロケットを使って高度を上げる作業を行う。」(p.39)って、そんなことあるのか、という感じだった。  宇宙に興味を持つきっかけにはなるのかなあ。でももともと興味がなければ、そんなに面白いという感じの本ではないのかなあ、と思った。(21/06/27)

Posted by ブクログ

2020/03/31

広大な宇宙を、理解しやすく身近なものでとらえ説明した良書。 いきなり夕日とカップラーメンの話の夕日が沈むのは約2分というところから興味をそそられっぱなしである。 理解を促進するように見開き2ページで、一項目のテーマを説明していることにも、本のコンセプトと合致しており高評価の理由と...

広大な宇宙を、理解しやすく身近なものでとらえ説明した良書。 いきなり夕日とカップラーメンの話の夕日が沈むのは約2分というところから興味をそそられっぱなしである。 理解を促進するように見開き2ページで、一項目のテーマを説明していることにも、本のコンセプトと合致しており高評価の理由ともなっていよう。 文量としては一日で読み切れるものではあるものの、内容は宇宙に疎い自身にとっても十二分に宇宙の深淵さを感じることができ、かつ少し身近にも思えるところに、著書の狙い通りの宇宙への誘いがあろう。 物事の理解を促すのに、ある対象を比較比喩するのは今後自身でも使えるように思う。

Posted by ブクログ

2012/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で借りたものの、難しいのかな?とちょっと敬遠していて、やっと本を開きました。意外とそうでもなかった。 見開き2Pでひとつのことが書いてあったので、むしろ読みやすい部類。 目に見える満天の星は、実は8,000個くらいだとか、冥王星はいつの間にか惑星じゃなくなってたとか、改めて知ってすごいなー、と思ったり。 内容的にちょっと難しいところはありますが、比較講座っていうのはなかなか面白い視点だなーと思いました。 他の方のレビューにもありましたが、一番へえ!と感心したのは、地球が直径10cmのリンゴだとしたら、月はそこから3m離れたところにある金柑だというくだり。そんなに離れてるんだ~。 そんな感じで、宇宙のスケールの大きさを実感できる一冊。 できれば学生時代に読みたかったなあ。という訳で、学生さんにはお勧めの一冊かもしれない。 この著者の児童向けの本も読んでみようかな。

Posted by ブクログ

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