1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

ドキュメント滑落遭難

羽根田治【著】

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥1,760

¥825 定価より935円(53%)おトク

獲得ポイント7P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

4/22(月)~4/27(土)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 山と溪谷社
発売年月日 2008/07/15
JAN 9784635140089

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

4/22(月)~4/27(土)

ドキュメント滑落遭難

¥825

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

レビューを投稿

2013/08/07

雪上での滑落、道迷いの果ての滑落など、さまざまな滑落事故の事例を取り上げている。 道迷い遭難がどれもどことなく似ているのに比べ、滑落遭難は経緯も遭難者の技術も多様。つまり、誰にでも起こりうるということだ。よって、それを視野に入れたリスクマネジメントが必要になってくる。登山計画書の...

雪上での滑落、道迷いの果ての滑落など、さまざまな滑落事故の事例を取り上げている。 道迷い遭難がどれもどことなく似ているのに比べ、滑落遭難は経緯も遭難者の技術も多様。つまり、誰にでも起こりうるということだ。よって、それを視野に入れたリスクマネジメントが必要になってくる。登山計画書の提出、下山報告の徹底、ツェルトやファーストエイドキットなどの装備…ごく当たり前のこんなことが、文字通り生死を分ける。 滑落…いやな響きだ。なんだか冷水を浴びせられたようだ。でも、まさにそのために読んだのだ。ちゃんと準備して、山岳保険にも入ってから登るんだ。

Posted by ブクログ

2013/02/22

「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」に続く、羽根田さんの本2冊目。非日常の世界である山で起こりうることに対して、自分の身だけでなく周りの人の身も気遣えるようになる(それが自分を守ることにもつながる)ためには、一にも二にも想像力なんだと改めて思う。 辛い経験をした関係者にライター...

「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」に続く、羽根田さんの本2冊目。非日常の世界である山で起こりうることに対して、自分の身だけでなく周りの人の身も気遣えるようになる(それが自分を守ることにもつながる)ためには、一にも二にも想像力なんだと改めて思う。 辛い経験をした関係者にライターの真摯な思いが伝わった時、そこで語られる事故のありさまがどれだけ尊いものか。巻末では個人情報保護法によってその機会が「あらかじめ」摘み取られてしまったことが嘆かれている。考えたくないことではあるけど、もし自分が不幸にして遭難しそして幸運にも生還できたら、何らかの形でその体験を還していきたい、と思った。

Posted by ブクログ

2012/11/04

遭難ドキュメントシリーズのひとつ。山岳遭難で多いのは、発端が道迷い遭難で、そこから滑落遭難につながるケースらしい。よって、合わせ技(?)パターンが多く滑落のみが遭難の原因、と断定できない事例が多い中、最終的には滑落が原因で遭難に至ったであろう7件の事故を分かりやすい文章で紹介、穏...

遭難ドキュメントシリーズのひとつ。山岳遭難で多いのは、発端が道迷い遭難で、そこから滑落遭難につながるケースらしい。よって、合わせ技(?)パターンが多く滑落のみが遭難の原因、と断定できない事例が多い中、最終的には滑落が原因で遭難に至ったであろう7件の事故を分かりやすい文章で紹介、穏やかながらも鋭い表現で「何がどう危険であったか」「今後どうすべきか」を示唆してくれる。 ここで紹介されている山はどれも、富士山とか北穂高岳とか、ガイドブックでも良く目にする「メジャーな山」で、だからこそ、「事故は危険な場所ではなく何でもないところでこそ起こる」というセオリーがズシリと心に響く。実際、滑落が起こった場所は、気をつけていれば何でもない場所であることが多く、登山者の油断が滑落に結びついていることがほとんどだ。 というか、当たり前だけど、滑落したら怪我を負う可能性が非常に高いわけで、山中で怪我を負ったら移動が困難になることも当然なわけで、加えて滑落した先が周囲を崖や背の高い木に囲まれた孤立無援な場所だった場合、それはもう単なる事故ではなくそのまま生死の問題へと瞬時に変わってしまう。この事実が、一寸先は闇というか死と背中合わせというか、かなり怖い現実だと思うのだが、登山に慣れた人ほどそこを忘れがちなんだな。だから、家族にも行き先を告げず登山届けも提出せず、単独で山に入って滑落して身動きが取れなくなり、そのまま死に至るというケースが生じたりしてしまうのだろう。本書の中の、赤城山・黒檜山で滑落遭難した事例が正にそれだ。日帰りで雪山を往復する予定が、独りで一般コース外の道をを下ろうとしたために枯れた滝から滑落事故に遭い、疲労と怪我で疲れた体のまま雪山でビバーク、低体温症で凍死。この話も、一般コースを歩いてさえいれば難なく往復して帰宅していたろうに、大丈夫だろう、という慢心から他の道を下ろうとし、結果、運命がくるりとひっくり返ってそのまま亡くなっている。怖い。 まぁ、知識として知っていることと実際にそれを応用できるかは別問題だから、「分かってはいるんだけど…」っていうパターンなのかもしれないけどね。でも、登山てもう異界への旅というか神の領域への挑戦というか、とにかく非日常へ足を踏み入れる行為なわけだから、準備や心構えにやりすぎるってことはないでしょう。私はまだそこまで本格的な登山に関わってはいないから、あくまでバイブルとして「なるほどー」って読んでいたけど、もし今後もっと山の世界に関わることになったら、今感じているこの「怖い感じ」を忘れずに臨みたいと思う。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品