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何でも見てやろう 講談社文庫

小田実(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1979/07/01
JAN 9784061315839

何でも見てやろう

¥440

商品レビュー

4

86件のお客様レビュー

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2010/05/28

旅に出て、いろいろみ…

旅に出て、いろいろみたいと思ってもなかなか出来ないもの。超高級な場所からどん底の生活までを、まるで同じもののように語るその感性に一番感心します。

文庫OFF

2024/02/16

著者、小田実さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 小田 実(おだ まこと、1932年〈昭和7年〉6月2日 - 2007年〈平成19年〉7月30日)は、日本の作家・政治運動家。体験記『何でも見てやろう』で一躍有名になった。...

著者、小田実さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 小田 実(おだ まこと、1932年〈昭和7年〉6月2日 - 2007年〈平成19年〉7月30日)は、日本の作家・政治運動家。体験記『何でも見てやろう』で一躍有名になった。日本に多い私小説を批判し、全体小説を目指した。九条の会の呼びかけ人の一人。妻は画家の玄順恵。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 2019年9月20日NHK「すっぴん!」で取り上げられ話題! 若さと知性と勇気にみちた体当り世界紀行。留学生時代の著者が、笑顔とバイタリティーで欧米・アジア22ヶ国を貧乏旅行して、先進国の病根から後進国の凄惨な貧困まで、ハラにこたえた現実を、見たまま感じたままに書いたベスト&ロングセラーの快著。 ---引用終了 そして、本作の書き出しは、次のとおり。 ---引用開始  ひとつ、アメリカへ行ってやろう、と私は思った。三年前の秋のことである。理由はしごく簡単であった。私はアメリカを見たくなったのである。要するに、ただそれだけのことであった。 ---引用終了 本作は、1960年の夏に書き始めたとのこと。 当時の著者の年齢は、28歳。 そして、手元にある本作は、2018年8月1日第45刷。 確かにロングセラーだ。 それから、著者のことで気になったことは、著者が「ベ平連」の結成時のメンバーで、著者が代表に就任していたこと。 結成時の主なメンバーは、 鶴見俊輔(1922~2015) 高畠通敏(1933~2004) 小田実(1932~2007)

Posted by ブクログ

2024/01/29

バックパッカーの原点とも言える作品 『世界をたかり歩いて』『世界ころがり込み記』と自身でも評しているとおり、低予算で幅広くみていくスタンスでの旅行記。ただしタイトルにある通り、低予算でもそこで展開される世界はどんな手を使っても見に行こうとする踏ん張りが随所で見受けられる。 バ...

バックパッカーの原点とも言える作品 『世界をたかり歩いて』『世界ころがり込み記』と自身でも評しているとおり、低予算で幅広くみていくスタンスでの旅行記。ただしタイトルにある通り、低予算でもそこで展開される世界はどんな手を使っても見に行こうとする踏ん張りが随所で見受けられる。 バックパッカーのバイブルといえば沢木耕太郎氏『深夜特急』が有名であるが、こちらは比較することが難しいといえるほど違う作品となっている。 まず時代背景が異なるという点。日本人が珍しいことから様々な場面や国で恩恵を受ける世界線だった。 その中で、1日1ドルの低予算(現在に換算した時に700円ほどの価値)で過ごしたことが、この本の凄さであり、名著であり続ける所以と思う。 本で見たときに、文量の多さ、独特すぎる文体が癖になる。それでいて読み飽きない。他にない体験記が他で生まれることのない文体で、より他にない世界観が展開されていて良かった まぁ、なんでも見てやろう、と謳ってはいたものの、見た世界はどちらかというとヒッピーや貧乏な世界が大半を占めている。深夜特急と比べると、情景の描画は仔細に及んでおらず、想像は明度をもたない。主眼は、行動力の凄まじさ、独特の文化に触れた際の分析と感想、出会った風変わりな人々の様子となっている。 170ページあたりでアメリカやメキシコから脱して世界各国を回り始めるが、ここまでがこの本の盛り上がりと思う。これ以降の紙面が多く割かれているが、独特の世界観を直に感じたのはアメリカとメキシコでの出来事だった。これは、前述した情景を頭の中で描けなかったことが起因しているのかもしれない。 著者は2007年に亡くなっている。旅行記の刊行は少なく、活動家としての経歴が長いが、この作品は長く読まれていくだろう

Posted by ブクログ

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