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退屈力 文春新書

齋藤孝【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2008/04/19
JAN 9784166606283

退屈力

¥110

商品レビュー

3.7

25件のお客様レビュー

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2022/11/20

「退屈力」という言葉に惹かれて読んでみると、納得できるところが多かった。 仕事にも生活にも活かせる観点で、より人生を豊かにしてくれるヒントが書かれていた。 特に印象に残った言葉は「本当の豊かさとは、ゆるやかな刺激の中、退屈なものの中にこそある。」 私自身もそうだが、刺激を求めて生...

「退屈力」という言葉に惹かれて読んでみると、納得できるところが多かった。 仕事にも生活にも活かせる観点で、より人生を豊かにしてくれるヒントが書かれていた。 特に印象に残った言葉は「本当の豊かさとは、ゆるやかな刺激の中、退屈なものの中にこそある。」 私自身もそうだが、刺激を求めて生きていくよりも、周りにあるものと向き合い続けていく中で得られる豊かさを感じていきたいと思いました。 私にとってそれは教育かな。 不器用な生き方をしながらも愛される人を目指して、子供たちに勉強という一見退屈そうに見えるものの中にこそ、本当の豊かさ、面白さがあると伝えていきたい。 ゲームより勉強の面白さを伝えられる人になりたい。 「きちんと勉強すれば、わかるようになる」と伝え続けていきたい。 そして、その退屈力を育てるためにまずは私自身から「型」を大切にした授業づくりをしていこうと改めて思った。

Posted by ブクログ

2021/09/05

斎藤孝さんの2冊の本を読んでいたら、快な目的と質問がリンクするところがありました。 ちょっと変なフォトリーディングですか、頭の中がスッキリしたので、これはこれでいいかな。 ”自分の好きなことに目を向けると、人生が豊かになる” と気づきを得ました。

Posted by ブクログ

2019/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2008年(平成20年)の第1刷発行なので、少々古い本。 斎藤孝氏の著書は、文章が非常にわかりやすいし、ポジティブな内容の本が多いので手に取ることが多い。 ブクログに未登録だけれども、「教育力」とか「読書力」とか、けっこう触発を受けて読んだ記憶がある。機会があれば、再読してみたい。 斎藤氏の著書には、「〇〇力」というタイトルの本が多い。本書もその一つだが、「退屈力」はちょっと内容が想像しにくいタイトルと言える。 著者は、本書の中で今の社会を「高度刺激社会」と名付けた。人々は退屈であることを恐れ、刺激を求め続けていると、そして社会はその要請に応え、刺激を繰り出し続けていると。あるいは、最近では更に要求がなくとも、TV、インターネットを始め、人びとに過剰な刺激を与え続けていると。その状況は麻薬的であるとまで述べている。 それに対抗するものが「退屈力」であるという。 バートランド・ラッセルの「幸福論」の中の「退屈と興奮」の中では、人類の罪の部分は退屈を恐れること(により刺激から興奮を獲ること)に起因していると述べられているらしい。戦争、虐殺、迫害など。 その帰結として、「興奮に対する要求」を排除するのではなく、それと「退屈力」の二本立てが必要だというのが著者の意見だ。 「退屈力」というものが理解できるよう随所に例が述べられているが、自分は斎藤氏もやっていたという「空手の型」の練習が分かりやすかった。「基本の繰り返しは退屈なものであるが、その退屈な基本の繰り返しこそが何事にも重要である」というメッセージと理解した。 「基本」「忍耐力」「持続力」、そういうものがミックスされたものを「退屈力」と表現しているように思えた。 この「退屈力」というのは武道には、もちろん、その他の分野でも、さらには人生について通用するという。 ゲーテの「重要なことは、けっして使い尽くすことのない資本をつくることだ」という言葉を引用している。 著者の言葉としては、次の言葉に集約されているだろうか。「いろいろなものに接したとき、一見退屈そうに見えるものの中に、豊かさを見つけ出してほしい。-それによって独特の喜びが得られる。」 押し付けられた刺激に飲み込まれないためには、「退屈力」を鍛えることだと。自らの意思で豊かさ(楽しいとか、美しいとか)を見出せる生き方、これは特に老後を充実させる生き方であるとも述べている。

Posted by ブクログ

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