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ある微笑 新潮文庫

フランソワーズ・サガン(著者), 朝吹登水子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1958/05/05
JAN 9784102118023

ある微笑

¥220

商品レビュー

4.1

32件のお客様レビュー

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2024/02/11

リュックさんは多分ただただ正直なだけ。 でもきっとサイテー。 しかしそれをサイテーだと思うのは日本人の私たちの感覚で、そしてドミニクが若いからなのかもしれない。 アンコンシャスバイアスなのか。 でもほんと単純よね、多分現代日本で同じ設定で物語を作ると、色恋以外の様々なことが絡んで...

リュックさんは多分ただただ正直なだけ。 でもきっとサイテー。 しかしそれをサイテーだと思うのは日本人の私たちの感覚で、そしてドミニクが若いからなのかもしれない。 アンコンシャスバイアスなのか。 でもほんと単純よね、多分現代日本で同じ設定で物語を作ると、色恋以外の様々なことが絡んできてそれはそれは複雑なことになるんじゃないかな…。 時代の問題なのか、当時もあえてそこだけに絞ったのか。

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2023/11/07

3冊目のサガン。 くどい。 ひとりよがりの彼女であり、わかりきっていた根元のリュック。 3ページでベルトランが叔父に会いに行かなくてはいけないと言った瞬間からわかった。きっと彼女は彼と恋に落ちると。 説明に継ぐ説明は、彼女もきっと沼にハマる予感があったからこそ。でも抜け出せな...

3冊目のサガン。 くどい。 ひとりよがりの彼女であり、わかりきっていた根元のリュック。 3ページでベルトランが叔父に会いに行かなくてはいけないと言った瞬間からわかった。きっと彼女は彼と恋に落ちると。 説明に継ぐ説明は、彼女もきっと沼にハマる予感があったからこそ。でも抜け出せない、そこに沼がある限り。それが恋ってものよ。 ちょっと疲れた。 でもきっとまた読む、それがサガン。

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2023/03/24

女慣れしたリュックはずるい。 そして、そんなリュックを理解しているフランソワーズには、誰もかなわない。 客観的に見ると、最後どうなるかはすぐにわかる。 自明の結果だ。 それでも足を踏み入れてしまうのが恋なのだろう。 現実的には、もう会わない方がよいのだけれど、それはまあ小説だから...

女慣れしたリュックはずるい。 そして、そんなリュックを理解しているフランソワーズには、誰もかなわない。 客観的に見ると、最後どうなるかはすぐにわかる。 自明の結果だ。 それでも足を踏み入れてしまうのが恋なのだろう。 現実的には、もう会わない方がよいのだけれど、それはまあ小説だからね。 2003.9.2 ドミニックは若かった。自分を過信していたのだろう。そうでなければ、リュックと旅行になんて行きはしない。人を好きになると、自分を止められなくなってしまう。だから、最初が肝心だ。止められるチャンスがあるうちに止めてしまわなくては。止めてしまうと恋愛の素晴らしい部分を捨てなくてはいけなくなる。それは、あるいは、人生において一種の醍醐味を捨てることになるのかもしれない。でも、自分がどうなるかを知ってくことは必要かもしれない。何事も経験だから。めいいっぱい背伸びをして相手に合わせようとしているドミニックがかわいい。残酷で、自分のことに必死で。リュックは一時的な興味を持ってドミニックに近づいただけなのに。いわば、恋愛ゲームをしていただけなのに。そういう恋人を本気になりかけてきたと自分で気が付いたら、手を引かなくては。恋愛はバランスだ。だいたい同じレベルでないと、何かと苦しい。遊びの相手は遊びで、なんて、うまくいけば誰も苦労はしないのだけれど。 1999.2.19 ドミニックは20歳、私と同じくらいだということもあってか、とても共感しながら読めた。もちろん、状態的にはちっとも似ていないけれど、ややクールで落ち着いて周囲を見ているようなドミニックの目の動きがおもしろい。結局リュックを愛してしまうのだが、この行動は20歳ゆえのものだと思う。大人になりつつある、でもややあどけないドミニックを見て、今の自分を少し感じることができた。

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