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新しい人よ眼ざめよ 講談社文庫

大江健三郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1986/06/15
JAN 9784061837546

新しい人よ眼ざめよ

¥220

商品レビュー

3.8

20件のお客様レビュー

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2010/05/28

主人公の息子である「…

主人公の息子である「イーヨー」との生活と、ブレイクの詩の解説が同時進行していきます。障害者である息子との生活についてのみ書かれたものであれば、ただの体験談なのでしょうが、ブレイクの詩の難解な解釈と相まって、独自の世界が描かれています。

文庫OFF

2023/11/17

ノーベル賞受賞の後くらいに読んでみたが、どうにも読み進められず止めてしまったのだが、数十年ぶりに今回はけっこう面白く読めた。表面的には大した事件は起こらないのだが、深海で何か起きているような不穏感が常にある。障害のある子やその親はそうしたことを感じ取りやすいのかもしれない。その子...

ノーベル賞受賞の後くらいに読んでみたが、どうにも読み進められず止めてしまったのだが、数十年ぶりに今回はけっこう面白く読めた。表面的には大した事件は起こらないのだが、深海で何か起きているような不穏感が常にある。障害のある子やその親はそうしたことを感じ取りやすいのかもしれない。その子の誕生から青年までの物語。ヴァルネラビリティということを考えた。朝吹真理子がNHKの大江健三郎特集で、この本を愛読書として語っていた。何冊も持っていて、まさしくこの講談社文庫版だったが、何回も読んだらしくグシャグシャだった。

Posted by ブクログ

2022/12/13

『雨の木(レインツリー)』に並ぶ中期の傑作。 大江文学には、息子の光さんを題材とした作品に必勝の方程式があり、本作は最高の成果品。 度々引用されるウィリアム・ブレイクの詩は、大江の想いが強く乗りすぎて咀嚼し切れない部分あるが、本作の下に一本流れている息子への純粋な愛情が随所に感...

『雨の木(レインツリー)』に並ぶ中期の傑作。 大江文学には、息子の光さんを題材とした作品に必勝の方程式があり、本作は最高の成果品。 度々引用されるウィリアム・ブレイクの詩は、大江の想いが強く乗りすぎて咀嚼し切れない部分あるが、本作の下に一本流れている息子への純粋な愛情が随所に感じられる。 描かれる家庭内の危機を乗り越える度、家族っていいな、と単純ながら感じる一冊。

Posted by ブクログ

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