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われはロボット
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われはロボット
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
余りにも有名な「ロボ…
余りにも有名な「ロボット3原則」を使って、反乱を起こしたロボット達の動機を探る、ホワイダニットSFミステリー。アシモフはミステリ手法とSF設定を絡ませるのが上手い。
文庫OFF
本書は1950年に発行されたSFの古典中の古典だ。 将来の世界では、ロボットの助けを借りて、というよりもロボットに頼りながら人類は暮らしを立てている。しかしロボットは最初から高度な仕事が出来たわけではなく、徐々に高度な仕事が出来るようになってきたという設定に、本書ではなっている。...
本書は1950年に発行されたSFの古典中の古典だ。 将来の世界では、ロボットの助けを借りて、というよりもロボットに頼りながら人類は暮らしを立てている。しかしロボットは最初から高度な仕事が出来たわけではなく、徐々に高度な仕事が出来るようになってきたという設定に、本書ではなっている。そのロボットの開発の現場にロボット心理学者として関わってきたスーザン・キャルヴィンを主要登場人物として描かれるロボット開発史。 モチーフのひとつに「ロボット工学三原則」というものがある。それは、下記のようなものである。 第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。 第二条 ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りではない。 第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。 ロボットの開発・製作はこの三原則に沿った形でなされなければならない。しかし、この三原則に、一見矛盾するような状況というのは起こり得るものである。そのような時に、ロボットがどのようにふるまい、また、人間がどのように対処してきたのかを本書では記述している。 SFであるが、謎解き的な面白さも兼ね備えている。
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ロボット三原則の産みの親による連作短編集。原点にして頂点の感が漂う。ただ私たちが普段「ロボット」として認識しているのはアシモフの言うところの「マシン」に相当するものなのかな?(解説では「フランケンシュタイン」もロボット物として紹介されていた)ロボット三原則を前提に、しばしば人間の...
ロボット三原則の産みの親による連作短編集。原点にして頂点の感が漂う。ただ私たちが普段「ロボット」として認識しているのはアシモフの言うところの「マシン」に相当するものなのかな?(解説では「フランケンシュタイン」もロボット物として紹介されていた)ロボット三原則を前提に、しばしば人間の能力を遥かに上回りながら不可解な行動をするロボット達に悪戦苦闘する様がユーモラスを交えつつシリアスに書かれている。まさしくSFの古典にして色褪せない名作だと思う。どの話も文句ナシに面白いけれど個人的には「ロビイ」「うそつき」「証拠」が好き。あと技術屋2人の皮肉の応酬が日本人からすると異次元すぎて笑ってしまった。よくもまあ危機的な状況であそこまで舌が回るな...
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