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ねじの回転 新潮文庫

ヘンリー・ジェイムズ(著者), 蕗沢忠枝(訳者)

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定価 ¥539

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2005/05/01
JAN 9784102041024

ねじの回転

¥220

商品レビュー

3.2

38件のお客様レビュー

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2010/05/28

幼い兄妹の家庭教師と…

幼い兄妹の家庭教師として赴任してきた若い女性は、兄妹を悪の世界に引きずり込もうとする亡霊の姿を見る。本当に彼女は亡霊を見たのかどうか、何が真実なのか。色々考えながら読むと分からなくなってきて、考え込んでしまうけれど、そこがこの作品の面白い所だと思う。

文庫OFF

2010/05/28

初版日を見てびっくり…

初版日を見てびっくりしたのだけど、昭和37年。今から40年も前に書かれた作品だったのですね。それにしては全体的にそんなに古臭い印象を受けない内容でした。ただ、あらすじ紹介にもアル通り「古典」という雰囲気は感じ取れましたが。内容も、すごくおもしろいというものではなく、読み解き方によ...

初版日を見てびっくりしたのだけど、昭和37年。今から40年も前に書かれた作品だったのですね。それにしては全体的にそんなに古臭い印象を受けない内容でした。ただ、あらすじ紹介にもアル通り「古典」という雰囲気は感じ取れましたが。内容も、すごくおもしろいというものではなく、読み解き方によっては大変な駄作に思えてしまうかもしれないな、という印象です。

文庫OFF

2022/08/28

 ホラー苦手な私が読める幽霊小説と言えばこれ。ただ見てるだけ、近くに来るだけで、日本の幽霊みたいに襲ってこないところが好き。霊的な恐怖よりも、愛らしい兄妹2人の底の知れなさと、語り手となる家庭教師の主人公がだんだんと狂気に陥っていく様子が怖い。謎が多く残るラストだが、その余韻も楽...

 ホラー苦手な私が読める幽霊小説と言えばこれ。ただ見てるだけ、近くに来るだけで、日本の幽霊みたいに襲ってこないところが好き。霊的な恐怖よりも、愛らしい兄妹2人の底の知れなさと、語り手となる家庭教師の主人公がだんだんと狂気に陥っていく様子が怖い。謎が多く残るラストだが、その余韻も楽しめる。  原文から難解なようだが、とにかく文章がまわりくどくて読みにくい。でも一旦流れをつかむとさらさらと読める不思議な本。著者他作品は『デイジー・ミラー』も読んだが、今作は取り立てて恐ろしい事件が起こる訳でもないのに、なぜかとても印象に残っている作品。

Posted by ブクログ

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