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宇宙のランデヴー
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宇宙のランデヴー
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商品レビュー
3.9
25件のお客様レビュー
宇宙を題材にしたとて…
宇宙を題材にしたとても興味深い話です。おもしろいです
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木星付近で発見され、太陽に向かって進む謎の円柱。直径約100kmの物体は「ラーマ」と名付けられ、その動向が注目された。探査船エンデヴァーで到着したノートンたちはラーマの北極の面に着陸し、そこで入り口らしきものを見つけた。その入口を入ると、内側に広がっていたのは、小型の生態系であっ...
木星付近で発見され、太陽に向かって進む謎の円柱。直径約100kmの物体は「ラーマ」と名付けられ、その動向が注目された。探査船エンデヴァーで到着したノートンたちはラーマの北極の面に着陸し、そこで入り口らしきものを見つけた。その入口を入ると、内側に広がっていたのは、小型の生態系であった…。 古典SFを読む月間。宇宙、SF、物理学、生物学、環境、機械その他諸々を網羅し尽くし、さらには未知の環境を探索する冒険小説も含む、いたれりつくせりの全世代対応のSFである。すばらしい。 ラーマの内部が、まず凍りついているが、回転をすることで重力を生み出しているというアイデアから、太陽に近づくにつれて温度が上昇、その事により大気の対流が発生しての自然の猛威。さらには謎の生物の設計に、それらが生き残っているメカニズムなど、ここまで網羅されているSF作品は、そうそうないだろう。 また、シロアリなどの生物の知識なども細かく散りばめられていたり、稲妻とラーマ自体の動きとの関係など、相当緻密に組み立てられている。 それらが無機質にばらまかれているわけではなく、一章一章をこまかくして、ノートンたちの冒険を印象づけるような、子供向けの記述の配慮や、中盤からの(結局よくわからなかったが)ラーマにおける生命体の出現による盛り上がりなど、数あるSFの中でもここまで要所要所で興奮させられる小説もないだろう。 無機質でハードな宇宙ものというアシモフの難しさで、当たり外れが大きいといいう印象を持ちがちな読者(ワタシもである)は少なくないと思うが、これは間違いなく当りだ。 宇宙版『十五少年漂流記』に、大人も納得するメカニズムである。 「ラーマ人は3つ組でないと納得しない」 続編あるの?
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2130年、太陽系にやってきた小惑星は実は円筒状の物体だった。探査すべくエンデバー号が出動する。 出動してからはラーマと名付けられた円筒状の宇宙船?のなかの探検の描写。長さ50キロ、幅16キロ、中には海みたいな水と人工物の建物群もあるようだ。出だしは面白かったが、探査になると、...
2130年、太陽系にやってきた小惑星は実は円筒状の物体だった。探査すべくエンデバー号が出動する。 出動してからはラーマと名付けられた円筒状の宇宙船?のなかの探検の描写。長さ50キロ、幅16キロ、中には海みたいな水と人工物の建物群もあるようだ。出だしは面白かったが、探査になると、閉じられた巨大空間というのがどうも興味を持てなかった。 ラーマは頬をなでて去ってしまい、実態解明されればおもしろいのか。2,3,4と読むべきか? ヒューゴ賞、ネビュラ賞、ローカス賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、英国SF協会賞と華々しいかぎりだが、「楽園の泉」もヒューゴ賞、ネビュラ賞とってもそちらもいまいちだったので、この賞は自分には合わないのかも。 1973発表 1985.9.15発行 1994.8.31第11刷 図書館
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