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救える「いのち」のために 日本のがん医療への提言

山本孝史【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社
発売年月日 2008/01/11
JAN 9784022503886

救える「いのち」のために

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2011/03/22

【読書】3月11日の震災以後、何を読もうか、すごく悩んだ。そんな中で手に取ったのが、この本。 著者は、国会の本会議で、自らがん患者で余命短いことを告白、がん対策基本法の制定を訴えた民主党議員・山本孝史。読むのは実は2回目だが、行政マンとして、自分が社会のために何ができるのかを改め...

【読書】3月11日の震災以後、何を読もうか、すごく悩んだ。そんな中で手に取ったのが、この本。 著者は、国会の本会議で、自らがん患者で余命短いことを告白、がん対策基本法の制定を訴えた民主党議員・山本孝史。読むのは実は2回目だが、行政マンとして、自分が社会のために何ができるのかを改めて考えさせられる素晴らしい本。 また、本書にはないが、元厚労大臣の尾辻氏が山本氏への追悼演説は議会史に残る名演説。本当に素晴らしい追悼のメッセージである。

Posted by ブクログ

2008/02/14

国会でのガン宣言から半年、抗がん剤の効果が安定していた時期に大阪に戻って、NPOプラザでの大阪で最後に多くの人の前で話しをした時に山本氏が言った言葉を思い出す。 「自分にはがんに罹ったことで自分に残された時間と余命というものを実感できるようになった。残念ながらあれやこれやと国会...

国会でのガン宣言から半年、抗がん剤の効果が安定していた時期に大阪に戻って、NPOプラザでの大阪で最後に多くの人の前で話しをした時に山本氏が言った言葉を思い出す。 「自分にはがんに罹ったことで自分に残された時間と余命というものを実感できるようになった。残念ながらあれやこれやと国会議員としてやることはできないので、やるべきことの優先順位をつけて取り組むのだ」と  死と向いあいながら山本さんが書き上げた本がこの本である。まさに余命をかけて自分自身のやるべきこと訴えるべきことをソリッドに綴った本である。  人生をいかに生きるかということは突詰めればいかに死ぬかということである。虎は死して皮を残し、山本孝史死してガン対策基本法が残った。

Posted by ブクログ

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