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勝者と敗者の近現代史
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勝者と敗者の近現代史
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明治維新の敗者であった徳川慶喜が実現し得なかった構想を肇として、鳩山一郎、石橋湛山、そして現代に至るまでの敗者の歴史を辿ります。著者は永年、社会党の衆院議員であった河上民雄であるだけに、社会党と自民党の対立、社会党が主張してきたことの正当性を訴えています。非常に明快な主張ながら、...
明治維新の敗者であった徳川慶喜が実現し得なかった構想を肇として、鳩山一郎、石橋湛山、そして現代に至るまでの敗者の歴史を辿ります。著者は永年、社会党の衆院議員であった河上民雄であるだけに、社会党と自民党の対立、社会党が主張してきたことの正当性を訴えています。非常に明快な主張ながら、負け犬の遠吠えのようであり、残念でなりません。将来を展望して1955年体制を作ったという三木武吉が、その先見の明と逆に社会党の体たらくに関しては見誤った暗の両面が皮肉です。「満州の夢と幻想」では、石原莞爾と岸信介が印象に残ります。
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