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不如帰 岩波文庫

徳冨蘆花【作】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/岩波書店
発売年月日 2012/07/20
JAN 9784003101513

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商品レビュー

3.6

31件のお客様レビュー

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2010/05/28

『金色夜叉』とともに…

『金色夜叉』とともに、明治期の大ベストセラーとなった、今でも絶版にならない奇跡の小説。そこに写されたものは、日本人としての本当の姿です。

文庫OFF

2024/02/15

候文の心地よさに酔いしれる。明治時代、1902年生まれの祖父にもらった手紙を思い出す。祖父の手紙は現代語であったが、候文のかおりがしていた。今は使われていない漢字で表現する情景や心情のきめ細やかさや美しさにもはっとする。読み進めるのに多少難はあるが、内容はまるで毎朝の連続テレビ小...

候文の心地よさに酔いしれる。明治時代、1902年生まれの祖父にもらった手紙を思い出す。祖父の手紙は現代語であったが、候文のかおりがしていた。今は使われていない漢字で表現する情景や心情のきめ細やかさや美しさにもはっとする。読み進めるのに多少難はあるが、内容はまるで毎朝の連続テレビ小説を楽しみにするかのような、メロドラマ的なテンポ良い展開があって飽きない。 一文を引いてみよう。 「枕辺近き小鳥の声に呼び醒まされて、武男は眼を開きぬ。床の上より手を伸ばして、窓帷(まどかけ)引き退くれば、今向う山を離れし朝日花やかに玻璃窓(はりそう)にさし込みつ。山は朝露なお白けれど、秋の空はすでに蒼々と澄み渡りて、窓前一樹染むるが如く紅なる桜の梢を鮮やかに襯し出しぬ。梢に両三羽の小鳥あり、相語りつつ枝より枝に踊れるが、ふといい合わしたるように玻璃窓の内を覗き、半身を擡げたる武男と顔合わし、驚き起って飛び去りし羽風に、黄なる桜の一葉ぱらりと散りぬ。われを呼び醒ませし朝の使いは彼なりけるよと、武男は含笑み(ほほえみ)つつ、中略、朝静かにして、耳を擾わす(わずらわす)響(おと)なし。鶏鳴き、欸乃(ふなうた)遠く聞ゆ。」

Posted by ブクログ

2023/12/24

なんと救われないことか…。 浪子がひたすらに可哀想で不条理が過ぎる。 逗子が舞台の一つとは知らなかった。 文体は滑らか、綺麗、古典的。美しい文章という印象。

Posted by ブクログ

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