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100万回生きたねこ 講談社の創作絵本

佐野洋子【著】

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商品詳細

内容紹介 100万人の飼い主のもとで死んでゆき、100万回も生まれ変わった猫。飼い主たちの悲しみとは裏腹に、猫自身は死ぬのなんか平気だった。しかし、ある時猫は誰の猫でもない野良猫となり、そして一匹の白猫に恋をする。初めて感じる生きる喜び、家族への想い・・・。子どもだけではなく、大人にもオススメの名作絵本です。
販売会社/発売会社 講談社/講談社
発売年月日 1977/10/01
JAN 9784061272743

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100万回生きたねこ

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商品レビュー

4.5

609件のお客様レビュー

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2024/04/12

愛されてばかりで愛することを知らなかったねこが、初めて誰かを愛する物語。 切なくも大切なことを教えてくれる作品。

Posted by ブクログ

2024/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

児童向けと思うことなかれ。 ただ良かったとか、悲しいとか、嬉しいなどと言う、簡単な言葉で言い表せない、余韻の残る絵本だった。 わずか10分で味わえるのも、絵本の良いところかも。 王さま、船乗り、サーカス、どろぼう、ひとりぼっちのおばあさん、小さな女の子 と言うご主人に飼われていたねこだが、ご主人が大嫌い。そして飼われている中で死んでしまい、ご主人は大泣きする。 しかしねこは復活する。 あるとき、ねこはご主人のいない野良猫だった。 自尊心の高いねこは、言い寄る雌ねこに見向きもしなかったが、関心を示さない美しい白ねこがいて、逆に一緒にいて欲しいと告白する。 やがて子どもたちが産まれ、育ち、旅立つ。 ねこは幸せを感じ、白ねことの時間が永遠に続くことを願う。 しかし、ある日…… 佐野洋子さんが、絵も描く多才な方だったんですね。 そして夫は谷川俊太郎さんだったと言うのは、驚きでした。

Posted by ブクログ

2024/02/16

ねこはいろんなところで生きてました。あるときは王さまのねこで戦争に。あるときは、船乗りに。あるときはサーカスに。どろぼうもおばあさんもこどもも好きではなかった。何回でも死ぬのも平気だった。でも、白いねこに出会って、家族になって、白いねこが死んだら、悲しくて泣きました。 感情がなか...

ねこはいろんなところで生きてました。あるときは王さまのねこで戦争に。あるときは、船乗りに。あるときはサーカスに。どろぼうもおばあさんもこどもも好きではなかった。何回でも死ぬのも平気だった。でも、白いねこに出会って、家族になって、白いねこが死んだら、悲しくて泣きました。 感情がなかった、生きているのに死んだも同然のねこが、家族を持てたことで、人生(猫生?)が輝いたお話だった。そばにいる身近な人を大切にしたいなと思った。

Posted by ブクログ

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