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人でなしの恋 乱歩 12 創元推理文庫

江戸川乱歩(著者)

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商品詳細

内容紹介 内容:百面相役者.一人二役.疑惑.接吻.踊る一寸法師.覆面の舞踏者.灰神楽.モノグラム.人でなしの恋.木馬は廻る
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1995/10/17
JAN 9784488401122

人でなしの恋 乱歩 12

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商品レビュー

3.9

29件のお客様レビュー

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2010/05/28

江戸川乱歩作品の中で…

江戸川乱歩作品の中でも一、二を争うくらいに好きな作品です!!妻が居るにも関わらず、夜な夜な土蔵で逢引をする夫。それを知った妻が取った行動とは??題名に込められたイロイロな意味も奥が深くて二重におもしろいです。

文庫OFF

2023/06/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・百面相役者 →最後オチがあっても気持ち悪い 人の顔の皮をはぐとか想像するだけでゾワゾワした ・一人二役 →なんとも言えない、女が賢いと夫婦円満なのか ・疑惑 →人間不信になる話笑 なんか少し赤い部屋のこうしたらこうなるみたいな、 悪意のない犯罪にもなる気がする。 ・接吻 →乱歩さん、女嫌いなのか、ずる賢いキャラにするの好きね ・踊る一寸法師 →単純に不気味、下衆、気持ち悪い ・覆面の舞踏者 →昔っぽい、結構下らない ・灰神楽 →やっとミステリっぽくて面白かった ・モノグラム →オチが面白い、巡り巡ってがっかりするのが最高笑 ・人でなしの恋 →これが読みたかったの! うーん、やっぱり好き、こういうの。 ピグマリオンシンドロームみたいな、 この時代の狂気耽美みたいなの好き。 最後の人間の醜さと、相反する美しい儚さが良い。 最高です。 ・木馬は廻る →昔のパパ活話笑 昔の貧富の差や貧困って切ないなと感じる。 自註自解とか解説も丁寧で有り難い。 乱歩作品全て読みたいけど、基本不気味だったり気持ち悪いの多いんだよね…。 現代の気持ち悪さとは違う、たちの悪い気持ち悪さ。 なんか苦手なんだよね…言葉や描写が陰気というか。 明智小五郎シリーズとかのミステリ全フリも読みたいけど、 まあぼちぼち好きなものから読み進める。

Posted by ブクログ

2021/06/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

はあ、と思わずため息が出るような作品。 門野が妻によって殺された彼女の轢死体を見た時、彼の心情を考えれば心底可哀想で仕方がない。 誠実ではなかった。ただ、誠実であろうとしていた。 門野は妻が彼女を滅茶苦茶にしたことを知ってるんじゃないかと。 彼女の死と、自分の恋がバレたこと、その恥と耐えきれない悲しみに結局自死(というか心中)を選んだのか。 人でなしの恋。 その結末は悲惨だけど、人でなしは一体妻の方だったのではないか? 嫉妬に駆られて、激情のまま人形を殺めたのだから。 愛しいドールと同じ墓に入りたいと思う時点で私も門野と同じ人でなしなんだろう。

Posted by ブクログ

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