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男どき女どき

向田邦子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2011/07/01
JAN 9784101294049

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2010/05/28

向田邦子さんの最後の…

向田邦子さんの最後のメッセージ集。最後の小説4作とエッセイを収録。

文庫OFF

2024/02/15

向田邦子は、やっぱり面白い。 短編小説も、エッセイも皆良い。 こんなに短い物語の中に人間の感情や心の動きを文章にさらりと乗せて、読む人をすぐに惹きつける力がある。しかも向田さんの心の温かさまで感じてしまう。 エッセイも共感できる事ばかり。 これを書かれた時の向田さんの年齢に自分が...

向田邦子は、やっぱり面白い。 短編小説も、エッセイも皆良い。 こんなに短い物語の中に人間の感情や心の動きを文章にさらりと乗せて、読む人をすぐに惹きつける力がある。しかも向田さんの心の温かさまで感じてしまう。 エッセイも共感できる事ばかり。 これを書かれた時の向田さんの年齢に自分が近い事もあるのでしょうが久しぶりに向田作品に触れるとその凄さを実感する。 本当に今もご活躍していて欲しかったと心から思う。

Posted by ブクログ

2023/08/22

向田邦子文学忌 1929.11.28〜1981.8.22 木槿忌 (むくげ) 山口瞳の向田邦子の死を受けての小説「木槿の花」より 小説新潮で昭和56年7月から連載された短編4編とエッセイ 最後の小説「嘘つき卵」 不妊に悩む妻と、過去に別の女性を妊娠させたので自分に問題ないと...

向田邦子文学忌 1929.11.28〜1981.8.22 木槿忌 (むくげ) 山口瞳の向田邦子の死を受けての小説「木槿の花」より 小説新潮で昭和56年7月から連載された短編4編とエッセイ 最後の小説「嘘つき卵」 不妊に悩む妻と、過去に別の女性を妊娠させたので自分に問題ないという夫。という話だけれど、この作品が最期の原稿となり、脱稿後、台湾旅行の飛行機事故で亡くなる。 冒頭に 時の間にも男時女時とてあるべし「風姿花伝」 とあり、タイトルが世阿弥の能の理論書よりとられていることを知る。 男時女時の言葉の成り立ちについては知らなかった。意味はざっくりと、男時が運が良い時。女時が悪い時ですが、世阿弥が陰陽説から考えた造語のようです。世の中のことは、全て陰陽に分けることができ、男女であれば、男が陽で女が陰となります。本来は、陰陽に優劣はないのですが、世阿弥は、能に良い時悪い時があり、因果が巡っているというような意味合いで使うようです。 向田さんの短編は、シュッツとしてギュときてバチんって感じで好きです。このタイトルは連載時から使われていたようです。脚本家としてエッセイストとして小説家として(前回の新潮連載の思い出トランプで直木賞を受賞している)男時を過ごしてこられた方のあまりに不運な事故であったと思います。 印象的な作品は「三角波」 結婚を控えたカップル。夫は何かにつけて部下の男を呼びつけ世話をさせる。部下の様子に妻は、自分に好意があると思う。部下は結婚式を病気として欠席する。新居で夫婦で迎えた朝、庭に部下の姿を見つける。部下が愛していたのは、夫だった。で、ここからの1ページが良くて、たぶんこの状況をやり過ごしていく新婚夫婦。壊さなければ壊れない。これが一番好きでした。

Posted by ブクログ

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