- 書籍
- 文庫
樅ノ木は残った(中巻)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
樅ノ木は残った(中巻)
¥330
在庫なし
商品レビュー
3.9
18件のお客様レビュー
原田甲斐が伊達宗勝の陰謀阻止の真意を隠してひたすら雌伏の時を続ける巻。さて、最終巻ではどんなドラマが待つのか。
Posted by
あらすじ 伊達家62万石の危機を察知した仙台藩の重臣・原田甲斐(里見浩太朗)が、たった一人で謀略から守る姿を描いた娯楽時代劇。 仙台藩の重臣・原田甲斐は3代藩主・伊達綱宗の放蕩に端を発した混乱の中、綱宗の叔父・伊達兵部の藩乗っ取りの陰謀を察知する。 兵部は幕府老中首座酒井雅楽頭と...
あらすじ 伊達家62万石の危機を察知した仙台藩の重臣・原田甲斐(里見浩太朗)が、たった一人で謀略から守る姿を描いた娯楽時代劇。 仙台藩の重臣・原田甲斐は3代藩主・伊達綱宗の放蕩に端を発した混乱の中、綱宗の叔父・伊達兵部の藩乗っ取りの陰謀を察知する。 兵部は幕府老中首座酒井雅楽頭と姻戚関係を結ぶなどして藩内での勢力を徐々に拡大。 感想 昔、仕事で涌谷担当をしてたので何か親近感を感じました。惜しい人を亡くした。
Posted by
仙台藩の分割を目論む一ノ関側と、それを阻止しようという原田甲斐側との息詰まる頭脳戦が続く。 原田甲斐は一ノ関の懐に入り、内側からその計画を破却しようというのが当初の計画だったはずが、盟友と袂を分かち、妻とも離縁し、たとえ結果がうまく行くにしても、失うものが大き過ぎるような気もして...
仙台藩の分割を目論む一ノ関側と、それを阻止しようという原田甲斐側との息詰まる頭脳戦が続く。 原田甲斐は一ノ関の懐に入り、内側からその計画を破却しようというのが当初の計画だったはずが、盟友と袂を分かち、妻とも離縁し、たとえ結果がうまく行くにしても、失うものが大き過ぎるような気もして来た。 陰気な描写が続く中、伊達家の家臣でもなく、でも彼らの間を飄々と行き来する伊東七十郎の一本気で明るい性格が、物語に涼やかな風を入れている。彼が主人公でも良かったような。 原田甲斐が何を考えているのか、全容が明らかになることを期待して、最終巻へ。
Posted by