1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 文庫

興奮

ディック・フランシス(著者), 菊池光(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥946

¥220 定価より726円(76%)おトク

獲得ポイント2P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 1991/11/30
JAN 9784150707019

興奮

¥220

商品レビュー

4.2

28件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

筆者の競馬シリーズの…

筆者の競馬シリーズの中でも一押し。連続で番狂わせを演じたその馬からは何度検査しても興奮剤の証拠がでてこない。競馬会の生き生きとした描写が知らない世界をのぞいた気分を満たしてくれます。

文庫OFF

2023/01/27

イギリスの作家「ディック・フランシス」の長篇ミステリ作品『興奮(原題:For Kicks)』を読みました。 「ディック・フランシス」作品は今年4月に読んだ『勝利』以来ですね。 -----story------------- 〔競馬シリーズ〕 最近イギリスの障害レースでは思いが...

イギリスの作家「ディック・フランシス」の長篇ミステリ作品『興奮(原題:For Kicks)』を読みました。 「ディック・フランシス」作品は今年4月に読んだ『勝利』以来ですね。 -----story------------- 〔競馬シリーズ〕 最近イギリスの障害レースでは思いがけない大穴が十回以上も続出した。 番狂わせを演じた馬には興奮剤投与の形跡が明白であったが、証拠が発見されなかった。そこにはどんなからくりがあるのか?  事件の解明を依頼された牧場経営者「ローク」は、厩務員に身をやつして、黒い霧の調査に乗り出した! ----------------------- 競馬シリーズの第3作目で1965年(昭和40年)に発表され、同年に英国推理作家協会賞(CWA賞)を受賞した作品… 『東西ミステリーベスト100』で海外篇の35位として紹介されていた作品です、、、 初期の作品は初めて読みましたね… 作品自体は現代にも通じる面白さでしたが、「オーストラリヤ」、「シドニイ」、「バア」、「ウイスキイ」、「ランド・ロウヴァー」、「スエター」等々、外来語の表記方法が時代を感じさせましたね。 本作の主人公はオーストラリアで種馬牧場を経営する「ダニエル・ローク」… 「ダニエル」は、両親を早くを亡くし弟や妹たちの親代わりとして、経営の苦しい牧場で休む間もなく働き続けていた、、、 そんな彼の牧場を、イギリスの障害レース理事会メンバー「オクトーバー卿」が訪ねてきて、障害レースの不正を調査するための潜入捜査を依頼する。 イギリスでは障害レースで思いがけない大穴が続いており、番狂わせを演じた馬は、その時の状況から推して、明らかに興奮剤を与えられていたが、いくら検査をしても興奮剤を投与した証拠がでないという… 「ダニエル」は、迷った末に協力することを決断し、渡英する、、、 複数の牧場で厩務員を装い調査を行ううちに、大穴をだした馬の多くが、短期間ではあるがハンパー牧場に在籍していたことが判明したことから、「ダニエル」はハンパー牧場に厩務員として潜り込む… ハンパー牧場の厳しい労働条件に耐えながら、「ダニエル」は牧場主の「ヘドレイ・ハンバー」と馬主の「ポール・ジェイムズ・アダムズ」が組んで、人間にはほとんど聞こえない犬笛を使って、馬に恐怖体験をすり込んでいる事実を突き止めた… 大穴を出したレースは全て最後の直線が長いコースで、最後の直線にかかった瞬間に犬笛を吹くと、馬は恐怖心にあおられ、一気にゴールにむかって突っ走るという仕掛けだった。 「ダニエル」は、「ハンバー」と「アダムズ」が、犬笛と火炎放射器を使って馬に恐怖体験すり込む現場を確認… 悪だくみの証拠を掴むが、そこに「オクトーバー卿」の娘「エリナー・タレン」が現われ、事態は思わぬ方向へ、、、 「ハンバー」と「アダムズ」に潜入捜査をしていたことを暴かれた「ダニエル」は悪党どもとの争いとなる… そして、クルマで去った「エリナー」は、「アダムズ」から渡されたジン・アンド・カンパリの中に入れられた毒(可溶性フェノバービドン)を飲んでおり、二人は生命の危険に晒される。 終盤の展開はスリリングかつスピーディーで愉しめましたね… そして、正義感が強く、汚名・屈辱・暴力に耐えながら謎を探る「ダニエル」の真摯な姿勢には共感できたし、懲悪勧善のハッピーエンドも良かったな、、、 古書店に程度の良いモノがなかなかないのですが… 機会があれば、他の競馬シリーズも読んでみたいです。 以下、主な登場人物です。 「ダニエル・ローク」  種馬牧場の経営者 「オクトーバー卿」  障害レースの理事会のメンバー 「ロデリック・ベケット大佐」  障害レースの理事会のメンバー 「スチュアート・マクレスフィールド」  障害レースの理事会のメンバー 「ヘドレイ・ハンパー」  調教師 「ポール・ジェイムズ・アダムズ」  馬主 「エリナー・タレン」  オクトーバー卿の娘 「パトリシア・タレン」  オクトーバー卿の娘 「ウォリィ」  厩務長 「ジャッド・ウィルソン」  厩務長 「スーピィ・ターレトン」  厩務員 「バディ」  厩務員 「チャーリイ」  厩務員 「セシル」  厩務員 「グリッツ」  厩務員 「ジェリィ」  厩務員

Posted by ブクログ

2022/12/26

競馬ミステリー小説と言えば… この方…………!元競馬騎手でもある! 巨匠ディッッック・フランシス!! はいよ〜!シルバぁぁぁぁ〜!! あらすじ 最近イギリスの障害レースでは思いがけない大穴が十回以上も続出した。番狂わせを演じた馬には興奮剤投与の形跡が明白であったが、証...

競馬ミステリー小説と言えば… この方…………!元競馬騎手でもある! 巨匠ディッッック・フランシス!! はいよ〜!シルバぁぁぁぁ〜!! あらすじ 最近イギリスの障害レースでは思いがけない大穴が十回以上も続出した。番狂わせを演じた馬には興奮剤投与の形跡が明白であったが、証拠が発見されなかった。そこにはどんなからくりがあるのか? 事件の解明を依頼された牧場経営者ロークは、厩務員に身をやつして、黒い霧の調査に乗り出した! ………読み終えてひと言! 面白い!!男心をくすぐる!ハードボイルド臭! 題名どおり興奮したじゃあ〜ないか!! 内容は競馬の話になっているのですが! しかも!レースがメインではなく あくまでも裏側でストーリーが進んでいくのですが! 私〜競馬なんて知らな〜いもんって思っている あなた!大丈夫! 私だって最初…競馬か……知らん! 賭けた事もなければ!見た事ない! 唯一の知識としては『みどりのマキバオー!』 ぐらいしか知らない〜もはや知識ゼロ!!笑 そんな自分でも…… 読み始めはそう思っていました。 けれど…… 全然大丈夫!知識ゼロでも全然楽しめたぁ〜 ストーリーも潜入捜査もので かなりハラハラドキドキするシーンが多々 そんな中で主人公のロークが作中で ほんっとに色々嫌な思いをするシーンがあり もう〜辞めて帰れって何度思った事か…… それでも!! 決して折れない不屈の闘志ローク う〜ん!めちゃかっこいい〜 その他に出てくる登場人物も いい味出して物語を盛り上げてくれた事もあり 後半からはイッキ読みしてしまいました! そしてラストのロークのひと言に 思わず!! 「くぅ〜〜〜っ」と唸ってしまいました!笑笑 とても面白かったです!

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品