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人体 失敗の進化史 光文社新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/光文社 |
発売年月日 | 2006/06/20 |
JAN | 9784334033583 |
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人体 失敗の進化史
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商品レビュー
3.9
46件のお客様レビュー
生物の進化は思いどおりにはいかないが、設計変更のなか適合していく、その不思議。ヒトが類まれな脳容量を持つことで失う未来、それを覆す変化が必要。
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面白く読んだ。 文章のノリがちょっと好みが分かれそうな感じ。私は別に嫌いじゃないけど、だるいなって思う時はあった。 本のテーマとはズレてしまうのだけど、何故ひどいつわりがあるのか不思議だった。生物の最優先事項は子孫を残すことだ。こんなに進化した生物が、何故生み育てるために体調...
面白く読んだ。 文章のノリがちょっと好みが分かれそうな感じ。私は別に嫌いじゃないけど、だるいなって思う時はあった。 本のテーマとはズレてしまうのだけど、何故ひどいつわりがあるのか不思議だった。生物の最優先事項は子孫を残すことだ。こんなに進化した生物が、何故生み育てるために体調を崩すのか? 元々、赤ちゃんは卵黄嚢で成長していたものを、ある程度大きくなるまで体内に留めておくことを決めたのが哺乳類だ。 「異なる遺伝子的基盤を持つ細胞が混ざり合い、片時も休まずに物質のやりとりをするのだから」体調を崩すのは当たり前なのかもしれない。 これからの進化の過程で、つわりがなくなれば良いな…と思った。人間は環境を変える生き物だから、つわりを軽くする薬を発明することで進化するのかもしれない。 生理についても不思議だったけど、触れていた。 人間は、数より質で育てることを選んだ。妊娠〜授乳中は生理は来ない。妊娠出来る年齢になったら妊娠して、30代で死んでいく。昔は生理が不利になるほど頻繁に起きるものじゃなかった。 だから生理がなくなるように進化してこなかった、ということらしい。なるほどなあ。
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人体や他の動植物の構造など、結構うまく出来ているという切り口の解説は多いように思うが、逆の、結構進化は行き当たりばったりで、良く適応出来た分、弊害もあって、実は失敗なんじゃないかという視点は新鮮で面白かったです。
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